ゴールデンレトリーバーの『大変なところ』12項目~7年一緒にいて思う

眠る愛犬を眺める飼い主
大型犬を7年飼って思う大変なこと、のマンガ

小さい頃からの憧れ、ゴールデンが飼いたい!と思い立ったものの、やはり大きさに比例して、大変なことも多いのでは?と心配されている方。

私も、ネコまでの大きさは経験がありますが、35㎏クラスは愛犬サン(♂)が初めて。

サンと7年一緒にいて「やっぱりここが大変であった」と思う点を、ご紹介したいと思います。

目次

ゴールデンレトリーバーを飼って思う「大変なところ」12項目

子犬期の暴れん坊は想像以上で大変

子犬の時代の大暴れぶり

ゴールデンは「ファミリー向け」「初めて飼う大型犬におススメ」などの看板を背負ってますよね。優しく、穏やかで、とても忍耐強いので、確かにそうだと思います。

しかし、それは彼(女)の心がちゃんと成長してからのこと。子犬期のやんちゃぶりは結構なものです。

大型犬を飼っていて、「よっしゃー、100%家財を守り切った!」という方はまずいないでしょう。電気製品、家具、コード、リネン類、そして愛犬グッズさまざま、まず留守中に破壊されます。

パワーはやはりすごい。壊してくる規模が、小動物とはやはり違います。我が家では、大き目の木製テーブルセットまでやられました。(子犬期の歯の抜け代わり時期はむずがゆいようで、数か月は噛む行動が続きます)

ひろ

最後の方は諦めて、座っているイスの脚がボリボリ破壊されている最中でご飯食べてましたよ

4ヶ月で、鉄製の2㎏のダンベルをくわえて遊んでいたという「頑丈な歯」と「巨体」、この二刀流が本気を出せば、壊せないものはないじゃないかと思われます。

ひろ

後ろ足で立てば、140㎝の母に迫るデカさ!

子犬時代は日中よく寝るので、飼い主帰宅後には、相当元気が充電されております。

「あー今日もちかれた。帰ってワンに癒されよう」なんてのは、最低2年~は待たねばなりません。

帰宅後、犬部屋のドアのを開けるのに、まず勇気が必要です。イタズラトイレ粗相が主です。

留守番で暴れまわったワンの後片付けが終わると同時に、散歩の要求。そして散歩後もハイパーに飛びついてくる愛犬。ちょ、ちょっと一息つかせてくれぇ~!

飼い主さんのリラックスタイムが得られるのは、愛犬の散歩後2時間あとでしょう。

夜間、ようやくウトウトしてきた寝顔を眺めて、「天使というより、小悪魔だな…」とぐったり。

年を取ったらさすがに落ち着く半面、子供っぽい部分は生涯です。(可愛いからもちろん長所でもあります)

ひろ

でも、この辺は過ぎてしまえば全然気にならないでしょう

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反抗期や問題行動について】

デリケートさは人間以上で大変

いじける愛犬をなだめる飼い主

大型犬って、(もちろん犬種によりますが)結構デリケートです。ゴールデンでいえば、犬というよりも幼子が一人増えた感じです。

パパとママの愛情が少ないと、すぐ落ち込んでいじける子供を想像してくだされば、的確です。特にオスはそんな傾向らしい。

私の感覚では小学校1~2年生、母の感覚では2~3歳の幼児だそうです。

365日愛情をたっぷり注ぎ、常に家族の輪に入れてやらねばメンタルが低下します。「えっ!まさかそんなことで?!(犬のくせにぃ)」とビックリする瞬間が絶対ありますよ。

サン

長毛なのに心臓はツルツルなの

可愛いのですけれど、ちょっとめんどくさい。構ってやる時間が少ない日が続くと、反抗的になったり、落ち込んで暗~くなったりします。

我が家のサンは7歳になっても、長いと3~4日間心を閉ざしてしまうこともあり、そうなれば超~めんどくさいヤツになります。

「天の岩戸」を開くべく、あの手この手で踊り狂っても、絶対に許してくれないのです。

飼い主さんは人間ですから、日々、色々と辛いこともありますよね。

よく、「犬が慰めてくれる」といいますが、サンの場合は、構ってやる余裕がない飼い主に対して、不安になって一緒に落ち込むか、機嫌が悪くなります。

ですから、飼い主いつでも元気いっぱい」が常に求められるのです。それって、結構キツイ時もあります。

ひろ

この辺が、『ペットでなく家族』と感じる所以でしょうね

サン

大人な部分もあるわい

ひろ

確かにね!「犬生悟りきってますか」な時もあるよね

犬嫌い、人間嫌いに育つと散歩が大変

うちのサンは犬が苦手です。ゴールデンって誰とでも仲良くできるイメージがあったので、これには驚きました。

思い当たる原因もいくつかあり、お友達づくりに励んだこともありましたが、結局うまくいきませんでした。

サンは吠えることはなく、自らもケンカを売りにはいきませんが、「売られたケンカなら買いますよ」タイプです。

こうなると、散歩や病院などで困ります。身体が大きいだけに、飼い主さんからすれば精神的・肉体的に結構なストレスです。

他のわんちゃんが少ない時間帯や場所を選ぶのはもちろん、常に目を光らせていなければなりません。

Uターンできないような狭い路地でバッタリ、そして吠えられる…ようなシチュエーションですと、サンも興奮してきますので、飼い主最大限の力を発動させて35㎏をおさえねばなりません。

ひろ

もう悪夢でしかない

『大型犬を飼うならより完全なしつけは当然』はもちろん、当然だと私も思います。

しかし、飼い主さんて、本当~に色んな方がおり、車でいう「あおり運転飼い主」にあたらないとも限らないのです。

以前、興奮している小型犬を面白がってサンに近づけてくる人がいました。

その方は、いかにも「何の仕事してるんですか」と絶対聞いちゃいけないような雰囲気の男性だったので、『やめてください』と言うのに勇気が必要でした。(こういう方って、自分の犬が危険とは思わないもんですかね?)

ひろ

どんな状況であっても、他のわんちゃんを傷つけるわけにはいかないから気がもめます

また、人間が苦手な子も大変そうです。しつけは万全なつもりでも、急に愛犬に触ってくる方や、走り寄ってくる子供さんもいて、とっさの時に本能が出てしまったら、思わぬ事故も怖いです。

しつけが自分の手に余るようでしたら、早い段階で学校や教室に通って、プロの手にお願いするしかありません。

サン

ネコも苦手。ぼくより強いし

抜け毛が半端なくて大変

飼い主についた自分の毛を取ってあげる愛犬

抜け毛はすごいです。どのくらいすごいか?

サンくすくす笑っている吹き出し

撫でるだけで毛が浮く

愛犬の通る場所は一日で毛だまり

愛犬が入っていない部屋にも毛

洗濯を媒介として、全ての洋服に毛がつく

犬部屋は一日たりとも掃除機をさぼれない

長毛大型犬ですと、始めの1年はまず。発狂してコロコロをかけます。

コロコロが各部屋に存在します。犬を飼っているのか、毛を飼っているのかわからなくなります。

お家が自営で飲食店などの場合は、ちょっと悩まれた方がいいかもしれません。

私の一番のストレスは、部屋着を選ばなければならないことでした。着心地のいい素材は毛がつくし、つきにくいジーンズやツルツル素材のものはリラックスできないし。

換毛期に関しては、個体差があります。サンは、換毛期も大量に抜けることはなく、一年通して毎日ちょびちょび抜けてる感じです。

ひろ

毛に関しては、私はとても神経質でしたが、2年くらいでほぼ気にならなくなりました。
やはり夜は一緒に寝れませんけれど。

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【抜け毛に関して】

身体ケアを愛犬が嫌がると大変

上述した抜け毛問題には、やはり毎日のブラッシングシャンプーが効果的です。その他、爪切り肉球の毛カット歯磨き。これらは全部飼い主さんが家でできます。

が、愛犬が身体ケアに慣れていないのと、飼い主さんのストレスになってしまいます。

私は爪切りで、サンに痛い思いをさせてしまい、以後嫌がるようになってしまいました。ですから3週間ごとにプチストレスです。

大型犬の爪って硬いので、バチンとやるのに、結構勇気がいるのです。特に、一度失敗してしまうと。

ひろ

あ~もう!勇気を出せ~
バチンといけば終わるんだ!

犬は長期間爪切りをサボると、爪内の血管や神経も伸びてくるので、放置しておくと血管を切ってしまう恐れもあります。

ですから、定期的に必ずやらなければなりません。(もちろん、病院やショップでもやってもらえます)

シャンプーに関しても、うちは風呂場でやるのですが、姿勢が結構辛い。腰痛症の方は恐らくやめた方が良いでしょう。

我が家を例に出しますと、毎日のもの(ブラッシング・歯磨き)2~3週間ごと(爪切り・肉球の毛カット)一ヵ月ごと(シャンプー)となります。

サン

(サボる時も多いよね…)

これがず~っと継続ですから、どれか一つでも愛犬に苦手意識を持たれると、やっかいなことになります。

「外出できない」のが大変

愛犬を選ぶか、旅行を取るか悩む飼い主

犬を飼うと外出できなくなる』とよく言いますね。これ、本当でした。いざという時に預かってくれる/みてくれる方が周りにいれば、ベストなのですが。

そんな超ラッキーな環境にいない場合は、子犬期から、ペットホテルなどに慣れさせておくことが大事です。

私もそれを十分予想していながら、「ま、後でまた考えよう。今は出かけることもないしね」と、ずるずる7年経ってしまいました。

サンが犬嫌いというのも大きいです。狭い環境の中で、他の子もいるだろうに可哀そう…、万が一他の子に迷惑かけたら…、と一歩踏み出せずにいました。

結果、家族で泊まり旅行ということがまずできないです。うちは母と二人なのですが、散歩に連れていけるのは私だけなので、母だけなら旅行に行けても、私は行けません。

まぁトイレも設置しているし、1.5日くらい散歩に行かなくてもいいんでしょうけど…。今思えば、やはり子犬期に心を鬼にすべきだったと後悔しています。

ひろ・サン

そんな経緯から、みんなで一緒に行けるキャンプを始めました。
(大自然もいいけど…でもたまには、きれいなホテルに泊まりたい…)

グッズが少なくて大変

愛犬のトイレに乗る飼い主と愛犬

大型犬は、全てがビッグ。彼(女)の食べるものも、出すものも、身に着けるものも。

グッズは大体XLサイズ(一番大きい)。ですから、ショップやホームセンター周りをしても、全部揃えるのは難しい。

でも大型犬を飼う方って、大抵何でも大きいのがスキでしょうから、ホムセンで愛犬適応サイズの首輪などがないと、逆に喜んだり。(私です) うんうん、まぁ大きいから。しょうがあるまい。

サンの適応が最大の一個小さいサイズであったようなシチュエーションでは、値段が安くなるにも関わらず、「え~サン、情けなくない?あと数センチ、デカくならんか」などの悔しい感が理不尽な飼い主。

まっ世には怪物のような犬もいるんだから、さすがに彼らにはね。(ちなみに海外ではゴールデンは中型犬扱い)

ひろ

グレードデーンなる犬には負けてしょうがあるまい。
グレートだから。でもこっちはゴールデン(黄金)だからね。
優雅さにおいては…ブツブツ

たまに、散歩でサンより遥かに大きく堂々としたワンさまにすれ違った時。「はぁ~かっこいい~(タメ息)」とふとサンを見下ろすと、なんだかいつもより、しょぼくれて貧相に見えるサン君。(ひどい)

ひろ

…。

サン

何よ

犬って、見た目や世間体なんかを気にしないもんね、私のことも、「何かまた太った?」とか絶対言わないし。

純粋に生きる愛犬に自分を恥じながら、「やっぱりもうちょいデカくならんかなぁ」と未練たらたらのダメ飼い主です。

ただ、唯一デカくて困るもの、それはトイレです。(家に設置する場合)もちろん、一ケ月で慣れるし、十分すぎるほど恩恵を被っているのですが、その存在感たるや。

一旦外して大掃除する際に、改めて「部屋こんなに広かったんだ!」と毎回そのデカさに感服です。

散歩時間/内容は結構気を使って大変

散歩に関して、私は大きな失敗経験があり、強くお伝えしたいのが、「意外とゴールデンは体力がないし、怪我をしやすい」と言う点です。

大型犬といえば、「散歩は最低一日2回、十分に」というイメージですよね。

私も無知から、とにかく散歩に命をかけておりました。午後散歩は、ボール遊びで走らせつつ、一時間たっぷり、を心がけておりました。

ところが、帰り道でぐったりということも。やりすぎたかな?と思いつつも「すぐ元気になるから大丈夫だろう」と深く考えなかったのです。

ひろ

サン、大型犬のくせに情けないぞぉ~(無知)

しかし5歳で股関節を痛めてしまい、それ以後はロングランはできなくなってしまいました。これは私最大の失敗で、本当に悔やみきれません。

夏の散歩は時間帯や量を気を付けることはもちろん、冬も雪が滑るので(わが県は雪国)、7歳になった今は相当気を使っています。

ゴールデンは狩猟犬ですから、走るのは得意だろうと思っていました。個体差はあるでしょうが、意外にそれほど運動は得意科目でないかも?と感じます。

身体能力はそれほど高くなさそうです。例えば、同じ大型犬のシェパードなんかとは全然比べ物になりません。

アジリティにもたくさんゴールデンが出場しますから、潜在能力はあるのかもしれませんが、それはプロ指導の元でしょう。

とにかく、運動は「やりすぎ注意」と強くお伝えしたいです。犬だからたくさん走らせてあげたい、という飼い主さんの優しい気持ちが裏目に出てしまい、愛犬の一生の楽しみを奪ってしまうことも十分ありますので…。

サン

最近なんで走らせてくん
ないの?

ひろ

…。

サンの場合ですと、朝はゆっくり2~30分くらい、夕方は数回のボール投げ遊びを入れて、一時間弱歩きをメインにした散歩、に落ち着いています。

ボール遊びに関しては、本当に短い距離を2~3回、それも毎日ではありません。

また、ボールが着地する地面がデコボコしていないか、なども注意を払っています。(関節がグキっといかないように)

ひろ

後記:7歳で股関節を傷めてしまって、早歩き以上はできなくなりました。今は、夕方1時間半の歩きのみ散歩です。

心臓/股関節が弱ると大変

前項とかぶりますが、大型犬の特徴として、心臓や下肢の関節に負担をかけるような状況はなるべく避けたほうが無難です。すなわち、運動と季節です。

運動(走らせる)は、地面の環境と量です。関節がグキっといかないように平地を走らせること、量はやりすぎに注意すること。

季節は、夏と冬は心臓に負担がかかりやすいので要注意です。

夏は、太陽が出ている時間帯は散歩に行けないので、飼い主さんのルーティンが多少崩れます。運動もあまりさせられないので、愛犬もストレスがたまりがちになります。

サン

暑いの、本当に苦手!

冬は雪国ですと、室外の急な温度変化も怖いです。ゴールデンはある程度の寒さには強い犬種です。

ですが、現代の犬は箱入りですし、若いうちは大丈夫そうにみえても、心臓能力は有限なものです。

服を着せたり、早朝の寒い時間帯の散歩を避けたり、飲み水の温度すら神経質に気を遣うことをおすすめします。

犬も話せたらいいのですけど…!それが叶いませんので、年を取ってきたら尚更、飼い主さんが気を配る必要があります。

愛犬の具合が悪いと辛すぎて大変

怪我をした愛犬を心配してどんどん痩せていく飼い主

サンが7歳になって、散歩中に股関節を再度痛めてしまい、1ヵ月以上治らずということがありました。2日間は歩けず、排泄もままならずで、初めての事態に、私のメンタルも相当やられました。

愛犬の具合の悪い日数に比例して、飼い主も1㎏ずつ痩せます(感覚的にね)。ちょっと良くなったかと思えば気分は天にも昇るように上がり、また悪くなったと感じれば、一瞬で奈落の底の底に落ちます。

仕事も手に付かず、食も細くなったりで、もうちょっとメンタルしっかりせんかい!と自分をウザくなるくらいです。

ひろ

このまま治らなかったらどうしよう!
もう私も生きていけない~

サン

頼むから、明るくいてくれりゃいい

飼い主が落ち込んでいたら、愛犬にも影響するようで、二人で暗くなってしまいます。これではサンに良くないと、プラス思考を保つのもきつかったです。

歩けない時も心配、また少し良くなって3本足で動くようになれば、変に転んだりしないかが心配で、一匹にさせておくのが怖いです。

我が家は自営業なので、多少仕事の調節はできたのですが、例えば一人暮らしの会社員の方などは、厳しそうですね。

その辺りは他に見てくれる方がいないか、考えておいた方が良さそうです。

愛犬不調時にデカくて動かせないので大変

愛犬を抱っこしようとして腰を痛める飼い主

ああ、サンが大型犬でなかったら!とこの時ほど感じたことはありません。すなわち、前項の「愛犬具合悪し時」です。愛犬が自分で動けなくなった場合

排泄の関係やストレス解消、また通院のために、外に連れて行かねばならない環境でどうやって愛犬を外まで運ぶか?

我が家は生活圏が二階なので、サンも二階です。大問題は「恐怖の階段」でした。階段さえクリア出来れば何とかなりそうなものの、これだけはどうしようもない。

ひろ

こんなことが起ってしまえば、本当に切実な問題が一気に
のしかかってきます

前項で述べた股関節炎の時は、抱っこをするしないかと、「大型犬の正しい抱っこ方法」などを研究し試みましたが、サンが慣れていないし私も自信がなく今回は諦めました。

二日目には、何とか補助をしながら彼も頑張ってくれたので良かったのですが、これは今後のために考えるべき大問題だと思いました。

今考えているのは下記です。

悩む飼い主吹き出し

子犬の時から抱っこに慣れさせておく(サンはこれから練習か?)

階段にスロープを検討する

抱っこ紐を購入(でも持てるもんかなぁ…)

ペットキャリー(介護カー)を購入

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足をくじいた愛犬闘病記

「いざ」に愛犬貯金がないと大変

かかるお金に難しては、私としては「思ったよりはそうでもなかった」というのがリアルなところです。

一番はやはりご飯です。どのブランドにするかで大きく金額が異なってきます。

(入っていれば)年齢によって保険料も大きく、毎月かかる虫予防の薬、トイレがあればトイレシーツ、もかかります。この辺りが主要なところです。(年に一回の狂犬病予防/各種ワクチンも合わせて1万を軽く超します)

しかしトリミングは必要ありませんし、その他の身体ケアも、飼い主さんにある程度体力があれば、全て家でできます。

我が家では高級なご飯ではないので、必要なものさえ揃えてしまえば、1ヶ月のランニングコストは、1万5千円前後です。

ひろ

この辺は飼い主さんによって、本当ピンキリですけれど

しかしこれは、愛犬が健康であれば、の話です。

サンは有難いことに7歳までは病院のお世話になることはなかったのですが、股関節炎になった1ヵ月分の病院代3万円ほど、介護ケアグッズ購入(これから購入分も含めて)3万~ほど、なんだかんだ5~6万は軽く飛んでいきそうです。

軽度股関節炎でもそれですから、もっと大きな怪我や病気になってしまえば、その数倍~数十倍以上も余裕で考えられます。

対策としては、やはり病院の保険と、愛犬貯金でしょうか。そして、愛犬が年を取ったら必要になるかもしれない介護グッズを余裕のある時に買っておくなど。

まとめ

ゴールデンレトリーバーの大変さ、どう思われましたか?私の7年間の大まかな結論としては、愛犬が具合が悪くなる以外の大変さは、愛情で全然なんとかなる」というものです。

付け加えれば、「しつけができなかったり、性格に問題ある子」なども大きいだけに大変でしょう。怖いのは、他人や他のわんちゃんに危害を加えるような可能性です。少しでもその辺に不安が生じた場合は、プロに頼るなどの素早い決断や経済力が必要です。

ひろ

これが一番やばいかも

その他以外の問題は、完全に家族になってしまいますから、デメリットと思えることすら、時に可愛くも感じられちゃます。

ただサンは、分離不安(一人になると不安になり問題行動を起こす)によるトイレはみ出し行動が治るまでに数年かかり、私も大分悩みましたね…。そんなことも、7歳なった今では懐かしい思い出ですけれど♪

この記事が少しでも、ゴールデンを検討されているみなさんのご参考になれば、本当に嬉しく思います。

ひろ・サン

運命のかわいい子に出会えますように♡

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