【愛犬のしつけ前に知っておきたい】一発で覚えた無駄(要求)吠え・排泄時の足上げ防止トレーニング

犬を飼ってからのしつけ、教えるのも楽しいけれど、想像以上に大変だったりしますよね。そんな中、『エッ！こんなに簡単でいいの？』と思った項目がありました。

それは無駄吠えをさせないこと、排泄時に足を上げてさせないことの２つです。

簡単すぎてトレーニングと言えるものでもないので、しつけが始まる前に是非知っておいて、試して頂きたいです。

一発で著効であったトレーニング２選

無駄吠え対策

無駄吠え(要求吠え)も足上げも、初めが肝心なのです。

愛犬を迎えてから、一番初めの「ワン」を聞き逃さずに、「ワ…」と言いかけたらすかさず「だめ！！」と教えることだけです。

(一番初め…も大げさですが、なるべく吠え癖をつけたくないので、１～３回のうちに注意した方が絶対に良いです)

彼らが吠えそうな「要求吠え」のシチュエーションをあらかじめ知っておくと心準備ができます。

例えば、テーブル上に好きそうな食べ物が載っていて、飼い主が食べている時。また、散歩時間や遊び時間が近づいている時などです。

飼い主の「だめ！」についてですが。最近では、強く叱るようなしつけは良くないとされてはいますが、私はマジな顔できつめに言ったのが著効だったと思っています。(愛犬が一瞬ビックリしてフリーズするくらい)

犬のお母さんのしつけ方などをみていると、結構激しいですし、初めにビシっとやることは良い場合もあると思っています。もちろん、叱るのではなく、愛情があるから、言うべき時は言う、といった感じです。

サン(愛犬)はその後は一言もしゃべらなくなっちゃいまして、それはちょっと寂しいのですけれど…。そのせいなのか、留守番時や一人寝時の遠吠え・夜泣きもあまり苦労せずに成長しました。

(男の子)排泄時の足上げ対策

サンはオスで、排泄も人間並みです。足をあげてやられたら、家に設置したトイレ(しかもリビング)も撤去しなきゃなんないかなと怯えていました。

しかも、サンは迎えた当初から、権勢本能(群れの中での自分の優位な順位付けのために、相手を支配行動したりする)が強く、私にも牙をむいて下剋上をけしかけていたので、足上げをさせないことも矯正に良いかなと思いました。

これも、とても簡単に覚えてくれ、拍子抜けしたくらいです。無駄吠え防止と同じです。まずは、一番初めの足上げを絶対に見逃さないことです。

そして、来るべき時が来たら、すかさず、「だめ！」と言いながら、上げた足を強制的に降ろします。(※おしっこが出てしまっている途中でも構いません。終わってしまった後では伝わりづらいかも。強く言う必要はありませんが、愛犬がびっくりしてこっちを振り向くくらいには教えます。)

その後、１～２回くらい？は外で上げたでしょうか。でもその度に同じことをして、その後は全くなしです。家では一度もありません。

なぜか、２年に一度くらい外で足を上げてやってます。もう大丈夫でしょうが、一応、その時も足をポンポンと軽く叩くor優しく足を強制的に降ろして「だめ」とやめさせてます。

オス犬は半年過ぎから足を上げはじめると言われています。が、私はサンの激しい性格から、絶対にもっと早いなと思い、４ヶ月でサンを迎えた直後から、相当気にして散歩していました。

案の上、１ヶ月も経たないうちに足を上げましたよ！性格が激しい子は要チェックです。繰り返しますが、『初めの足上げを見逃さずに教えること』が最重要です。

最後に

わんちゃんの性格や犬種によって、効果のほどは大分違うと思います。例えば、ゴールデンはあまり吠えない犬種ですが、吠えやすい犬種には厳しいかもしれません。

ビーグルなど、本能で吠える犬種に対して、押さえつけるのも可哀そうでできないですよね。

しかし、前述しましたように、サンもゴールデンのくせに(？)相当オレオレでとにかく支配欲が強く、成犬になるまで結構苦労した子です。

しかしこの２つについては、全く苦労しなかったので、やはり初めにビシっとやったのが良かったと思っています。

要求吠えや足上げを注意しなかったら、そのまま矯正できずにエスカレートして問題になったのが目に見えます。

もし成犬になってしまった場合でも、まだ年が若ければ、行ってみる価値はあると思います。少し時間はかかるでしょうけれど…。

私だったら、無駄吠えに関しては注意してやめたらオヤツ、足上げも家トイレ、散歩トイレで上げる度に足を降ろす。足を上げないでできたらオヤツなど…、犬って私たちの想像以上に頭がいいので、毎回、根気強く行ったら、何とかならないかな…。