愛犬の悩みごと、年取ると落ち着くの?5つのお悩み症状別に考察してみました。

1歳と7歳の愛犬を抱く飼い主
ハイパーすぎる愛犬の行く末を心配する飼い主のマンガ

犬はかわいい!ですが、初めて飼うとなると、想像以上に大変だわ…と思うことってありますね。

我が家はゴールデンレトリーバー(♂)なので、一般的なイメージから、成犬になれば落ち着いた毛玉になるんだろうな~と楽観していましたが、とんでもない。

私の愛犬サンの『ちょっと困るな』症状は、❶おもらし、❷散歩の引っ張り(←飼い主のしつけが悪いのだが)、❸犬/ネコ嫌い、❹ハイパーすぎる、❺分離不安でした。

反抗期には、『飼って正解だったのだろうか』と悩んだ時もあります。まさか、一生このままじゃないよね…?

さて、年取ることに、これらは落ちついたのだろうか?!改めて考えてみました。

目次

1歳と7歳ではどれだけ違う?困りごと5選

ちなみに★5は、毎日悩み込んでストレスになるほど。★3は、思い悩むほどではないが、その都度タメ息を投げたくなるレベルです。

トイレ失敗関係(留守番中のみ)

愛犬のおもらし具合の変化

サン恐いもの見たさの顔の吹き出し

1歳…困り度★★★★★

3歳…困り度★★★★☆

5歳…困り度★☆☆☆☆

7歳…困り度★★☆☆☆

サン君の一番の困りごと事はこれでした。トイレトレーニングもうまくいき、飼い主がいる時は全く問題ないのです。

しかし、分離不安なので留守中にパニックとなり、はみ出したり、床にしてしまったりとの問題行動が、毎日続きました。

大型犬なので量が人間並みなものですから、終わりなき日々に当時は相当悩みました。

1歳も終わりの頃には、段々失敗回数も減り、何事もない事の方が増えてきました。

夏の暑さ、雷などサンの苦手なことがあると1週間くらい危うくなりましたが、3歳では大分落ち着き、私もストレスなく外出できるように。

5歳近くではストレス度0~★と言った感じで、やっと完全な春が来たか…と小躍りしました。

ひろ

1歳で終わると思ってたが長かった…!感無量

もうボケるまでは大丈夫だろ~と思っていた7歳。近年の連日大雨+足の捻挫のストレスで2ヶ月間失敗していました。その後は問題なしです。

(雷恐怖症なので、大雨が続いたりすると不安定になってもらすのは、もうしょうがないなと思っています。)

散歩に引っ張り

愛犬とゆっくり散歩を楽しむ飼い主
サンくすくす笑っている吹き出し

1歳…困り度★★★★☆

3歳…困り度★★★☆☆

5歳…困り度★★★☆☆

7歳…困り度★☆☆☆☆

私のしつけが不完全だったので、興味対象を発見すると、グイと引っ張ります。

反抗期には、好きな方向に行けないと知るなり、飛び掛かって噛みついてきたので恐かったです。

ひろ

痛いって! てか顔怖いって!

毎度の攻撃と、トレーニング疲れも相まって中途半端に終了させてしまった『ついて』でした。

上下関係ができてくると、飛び掛かりはなくなりましたが、引っ張り癖は残りました。

サンのトレーニングで一番後悔している点です。スタートはついて歩くのですが、段々乱れてくるので、矯正、また矯正いう…。

年とともに穏やかになってはきましたが、5歳までは、公道で『ついて』を維持するのが大変でした。裏道での解放感といったら!

サン

こっちも疲れるわ

7歳に近くなると、大分穏やかになり、急に引っ張るなどの予測不可能な行動をしなくなりました

二人で話しながら散歩を楽しむ余裕がでてきました。私も昔より散歩がとても楽しいです。

引っ張りも大分軽減して、引っ張る前に『行ってもいい?』と許可を伺うようになりました。指示もよく聞いてくれるようになり、私への気遣いも見られます。

特にしつけをし直したわけでもないですが、大分変りましたなァ。

ひろ・サン

昔の散歩はもっと
殺伐としてた感

他の犬・ネコ嫌い

他の犬に吠えられて我慢する愛犬となだめる飼い主
サン嫌な顔の吹き出し

1歳…困り度★★★★☆

3歳…困り度★★★★☆

5歳…困り度★★★☆☆

7歳…困り度★★☆☆☆

サンは、散歩デビュー時代に他の犬に連続して攻撃されてから、すっかり犬が苦手になってしまいました。

また野良猫も飛び掛かってきて大喧嘩になったこともあり、ネコとは完全に天敵同士です。

めげずにドッグランなどに連れて行って慣れさせるべきだったかと後悔もしますが、他の犬に攻撃体勢を取るのを見て、万が一事故でも起こしたら…と思うと、怖くて連れて行けませんでした。

ひろ

今、あの頃に戻れても、多分無理かな…。やっぱり怖い。
学校なんかが良かったのかな?

自分からケンカを売ることはありませんが、売られたら買うという感じです。

相手の犬が穏やかであれば問題ないのですが、吠えられたりするともうだめです。

3歳くらいまでは、他のわんちゃんに近づかない、ネコに気を付けるということが、大変でした。

(吠えながら近づいてくる子って結構いますからね…飼い主さんも自分のわんちゃんが危険とは思わないのかな?)

『ついて』のしつけが完璧でないことも、問題を助長していると思います。

ひろ

やっぱり私が原因かちら

5歳くらいから、吠えられてもよっぽど近くなければ、応戦体勢を取ることはなくなりました。ジーと相手を考察している感じです。

このくらいですと、私のストレスもほぼないです。

7歳になっては、また少し落ち着きました。吠えながら近づかれても昔ほど興奮しないようになってきました。

ハイパー行動

元気の良すぎる愛犬に憑かれる飼い主
サン笑顔

1歳…困り度★★★☆☆

3歳以降…困り度0

これは、お悩みというほどではないのです。やんちゃなのは可愛いですし、逆に落ち着いてしまったら大分寂しいのです。

しかし、2歳くらいまでのハイパーぶりには結構体力を使いましたね。来客が来れば走り回ってトイレに駆け込む、私が帰宅すれば興奮してうれション、散歩中に話しかけられれば嬉しくて飛びつく。

一番大変だったのは、散歩後になぜか超絶ハイパーなこと。家中を走り回る、私に後ろから飛びかかってくるなど。散歩時間もそれなりに行ってるんですけどね。どんだけ元気あるの?と毎日グッタリでした。

ひろ

散歩の質が悪かったのかな

ハイパー時間も長くは続かないのですが。多分大型犬で、家も大きいわけではないので、激しさが倍増で感じられたのでしょうか。

こんな激しさも1歳~3歳くらいまでですっかりおさまってしまいました。

散歩は興奮ぎみですが、家ではザ・ゴールデンな穏やかさんになってしまって、寂しい限りです。

ひろ

たまにはプロレスしようよぅ

サン

疲れてるからまた明日ね

分離不安

留守番をお願いする飼い主ときっぱり断る愛犬
サンよれよれの吹き出し

1歳…困り度★★★★★

3歳…困り度★★★★☆

5歳…困り度★★☆☆☆

7歳…困り度★★☆☆☆

前項の『おもらし』と直結するサンの分離不安です。飼い主のご機嫌、天気、散歩の充実加減などにも敏感に反応して情緒不安定になります。

症状は2ヶ月続くときもあれば、一日で終わることもあります。

サンの場合は、分離不安による問題行動は90%『留守中に床にもらす/トイレ大幅はみ出し』と、むくれてしてしまう点です。

『調子悪いのに、なんでわかってくれないの?!』といった感じです。分離不安の子はほんと~に繊細なので、原因が何かわからない時があるんですよね…。

本当に、我が子育てのようなものですね

一度むくれてしまうと、最長4日はツンツンしているので、本当に面倒くさいヤツです。

飼い主が気を使っていじってくるのはウザいが、突き放されるのは絶対に嫌という。

ぼくはシカトするけど、見守って優しくしてくれるのは当然でしょ、という感じなので、まー、人間かと思いますね。

ひろ

機嫌を取るとうザがるし、
放置するとむくれるし

3歳までは大変でした。とにかく、床に排泄するのは1歳まででしたが、トイレのはみ出しが長かったです。

はみ出しも量がすごいので、トイレの下まで大幅に流れていきます。留守中にやるので、すぐ掃除することができず、フローリングは腐食するし、大掃除も面倒臭いしで、かなりストレスでした。

ひろ

色々な対策グッズも
ほぼ役立たず

さて、分離不安もご安心ください!正直、完全になくなることは一生ないのかな…とは思いますが、年々穏やかになってきます。

サンの場合は、1~2歳までは、留守中に失敗していないか毎日心配していたのですが、3歳からぐっと落ち着き、ほぼ心配しないようになりました。

しかし、3歳から今度は雷を怖がるようになってしまい、梅雨時期~初夏のみ失敗期間がありました。

4~5歳になる頃には、心配は0に近いです。でも雷の日は危ういです。

5歳~7歳(現在)にかけては、一度も失敗がないので、私も分離不安はほど治ったかな、と思っていました。

前項でも挙げましたが、今年は雷がなるようなゲリラ豪雨がとても多かったこと、足を捻挫して一時寝たきりになり、散歩に行けるまで2ヶ月鬱々と過ごしていたことがありました。相当ストレスだったのでしょう。

まさかの7歳になっての2ヶ月間、床に激しくもらしていました。悪夢再びか…と不安なりましたが、徐々に治まりました。

ひろ

エー!7歳でまだやるのかよォ

その後は失敗はありませんが、その事件をきっかけにまた、分離不安が少し再発した感じがあります。(以前ほどではないです)

この先も、年取ってきたら様々な老化の不安なども出てくるでしょう、また不安定になるかもしれません。

もちろん飼い主も慣れてきたので、これからも彼の分離不安にのんびり付き合っていこうと思います。

最後に

年を取るにつれて、ほとんどの問題行動や悩み事は落ち着いてきます。飼い主さんとの信頼関係が深まっていくのも大きいですよね。

犬も飼い主さんに好かれたいから、自分の欲望を我慢するようにもなってくれます。

しかしまぁ、犬の精神面のデリケートさにはびっくりします。

海外のように、ひろ~い家と庭があってフリーにさせていて、家族もたくさんいて…というような環境だと愛犬の気持ちも大分ゆったりなのかな。

ひろ

いつも思うけど、あの広い庭でフリーって、道路側に行っちゃったりしないの?車とか…。

我が家でいえば、生活環境はまるで正反対なので、結果お互いに依存しすぎてしまってるかもしれません。

その分、密接な関係になれるのはいいですが、サンの分離不安の要因にもなってしまっているかも。

今愛犬が1~2歳で、様々なお悩みをお持ちの方。

愛犬との絆が深まって時間が経っていけば、大体の問題は少しずつ解決方向に向かっていくと思われます。

しかし、逆に愛犬が年取ってきた場合、またその過程で新たな問題が起こる可能性もあるでしょう。

でも、大丈夫です!その時には飼い主さんも大分ビギナーから抜け出ていらっしゃると思うので、以前よりもどっしり構えて対処できるはずです♪うまくできているもんだなァと思いますよね。

ひろ・サン

犬も人間と同じで、老化による衰えの不安もあるらしい
ですもんね。その時、サンはまた一騒動かな?

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