【どんだけデリケート？！】分離不安の愛犬が情緒不安定になった一要因

分離不安の子は、本当に人間の小児と同様。母とも同じ飼い主さんから十分な愛情を受けられないと、すぐむくれてしまいます。

本当にデリケートなガラスの心臓なんです。

ある日、唐突にすねだした愛犬。今回はどんな理由なのかどーしてもわからん。

これか？！と気づいた時は驚くやら呆れるやら。そんな愛犬との日常の一端をご紹介します。

分離不安について

分離不安とは

『分離不安』とは、愛犬が安心できる存在(ほとんどが飼い主)の不在時に、精神的不安感が発現する状態をいいます。

飼い主さんが一緒にいれば耐えれることでも、一人だと限界値を超えて、問題行動を起こします。

反抗期を終えて、しつけを完了した子が、まだ留守番中に問題行動を続けている場合は、分離不安かもしれません。

なりやすい犬種は、自立心が高い犬種よりも、甘えん坊で家族重視な犬種に多いようです。

分離不安の原因は、『愛犬が不快／不満／恐怖に思っていること』ですが、背景として、性格はもちろん、お迎えする前にできてしまったトラウマがある場合なども発症を助長することがあります。

発症してから数年と長引くと、完治は難しいかもしれませんが、軽減は十分見込めます。

私の愛犬サン(ゴールデンレトリーバー♂)も、7歳になった今では、留守中の問題行動は全くといいほどなくなり、精神的にも８割以上改善しているといえます。

分離不安の子は飼い主の言動に敏感過ぎる

分離不安の子は、飼い主の言動に敏感です。まるで人間の子の幼児～低学年と一緒にいる感じです。

飼い主の気持ちが自分の方を向いていない、飼い主の機嫌が悪い、飼い主の体調不良、こういったことが続くとヘソを曲げてしまいます。

機嫌が悪くなって数日口も聞いてくれない(人間でいえばね)ことは今まで何度もあります。

サンよりも他の趣味に夢中になったり、外出が多かったり、不機嫌が続いてイライラの延長でサンをきつく叱ってしまったり。

悪いのは私なのですが、【そこまで落ち込む／怒る…？！】と驚き呆れることが多々あります。

原因がわかれば対処するのですが、わからないと、本当に大変です。

今回の不機嫌はどうして？

理由が全く分からない

最近、全く思い当たる原因がないのに、サンが突然むくれてしまいました。不機嫌が一日で終わることもあるのですが、この度は数日だったので参りました。

他の趣味に熱中しすぎていることもないし、不機嫌でもないし。散歩も充分満足させていると思うし…。

一つあるとすれば、散歩後サンが眠くなってきたあたりにパソコンをを２時間いじってるくらい。

これか！

【問題】上のイラストで、サンの機嫌を損ねているところがわかりますか？私は母に言われて、これか！！気が付きました。

【答え】 『サンに背中を向けて仕事をしている(サンを無視している感じになる)』です。

状況を補足させていただくと…。イラストの状況は、夕方散歩後の日常風景です。

サンが眠くなってきた頃にパソコンを動かしています。サンは、私の目の前の自分のベッドにいるので、たまに目を合わせて話しかけながら仕事をしています。

季節は４月で、暑がりのサンにとっては、散歩後のふかふかベッドは暑いという季節です。

暑いとクレートに移動して涼んでいるので、私も気にせず、数日そのままの状態でした。

サンの姿が見えないので、私も自分の世界に入りがちになり、声掛けも少なくなっていたでしょう。

これがサンにとって、『飼い主、前より冷たい』状況になってむくれたと考えます。

私としてみれば、自分で移動したんだから、それでむくれられても困る！というのが、ごもっともな心情ではないでしょうか。

しかし、そばで見ている母からすれば、『サン放っておかれてる感じで可哀そう』『こりゃすねるわ』とのことです。

実際、上のイラスト方式に私の位置を訂正したら、その日のうちに機嫌が治り、すり寄ってきました！

いやはや。

まとめ

我が家は、７歳になった今でも、完全にサンを中心に生活が回っています。

母と私のどちらかが家にいないと遠出はできないですし、二人で一泊旅行などとんでもないです。

しかし、サン自体は大分落ち着いたので、困っている事と言えば本当に旅行に行けないくらいなので、普段は快適です。

あとは、雷さえ世の中からなくなってくれれば、完璧なんですけれど。それと私の短気。それもサンの大嫌いな人的雷ですね。とほ。