運命の愛犬と出会い、家族を説得していよいよ迎える日が近づいてきた方、おめでとうございます!
もう、仕事も学校もうわの空…は、いいとしましても、肝心の準備は万全でしょうか?必要な物は揃えたし、あとは何とかなるだろう~♪甘いです、甘いです。
迎えた初日から、想定できてなかったハプニングがいっぱい!今一度、家の中の状態と心構えをしっかりと確認しておきましょう。
実際に私が焦った経験を踏まえて、「最低限これだけは準備しておきたい事柄・心構え」をお話したいと思います。
※私のお迎えケースは、【ゴールデンレトリーバー♂、やんちゃ、しかも4ヶ月の柴犬サイズ(14㎏)】でした。ですから、ちょっと内容も激しめになっております。
確認しておきたい!「準備編」
愛犬の部屋を決めておく
愛犬のメインの居場所をどこにするか。これは結構大事な問題で、適当に迎えてしまうと焦るハメになります。私がそうでした。
私の家は自営なので、犬を完全フリーにはできません。犬の留守番時には、その部屋を完全に閉めて、部屋から出さないスタイルに決めていました。
ペットショップの方に、「それならば、専用の居場所を一部屋用意してください」と言われました。
「専用の一部屋」と言われたので、犬だけに使う部屋をまるまる用意しなければならないのかと思い…。(全てが素人だったため、これにはビビりました)
じゃー、自分の部屋をあけわたすしかないか、と諦めて準備していたのです。しかし、いざ迎えてみると、ドタバタぶりは相当なもの。
我が家の生活圏は全て2階です。ちょうど、私の部屋の直下が仕事場にあたるものですから、ドタバタが下の階に響かないリビングに急遽変える、というハプニングがありました。
ケージやクレートなど、全てセットしておいたので、犬が興奮しながらの配置換えは結構大変だったのです。
今から考えると、「部屋の家具類を破壊される」、「排泄物で床がやられる」、「毛だらけになる」ことを考えると、私の自室に設定していたら、結構なストレスになっていたでしょう。トイレも私の部屋に置くことになるのですから。また、「他の家族とも一緒にいられる場所」と考えると、どう考えても私の6畳間では無理があったのです。
海外のような広いお宅であったり、小型犬であったり、常に家に誰かがいる場合は、完全フリーでもいいのかもしれません。
そうでない場合は、犬のメインの部屋(=留守番時にいてもらう部屋=愛犬の安全地帯になる部屋)をどこにするか、人間側のメリット・デメリットもよくよく考えて決めておくことは非常に重要です。
子犬期のやんちゃぶりは想像以上です。決して汚されたくない部屋、下の階にお年寄りなどがいらっしゃる部屋、換気が極度に悪い部屋、日当たりが悪い/良すぎる部屋、冷暖房完備の部屋、また仮にお隣さんのお宅の状況がわかる場合は、迷惑をかけづらい遠い部屋を選ぶなどのあらゆるケースを想定してみてください。
暑さ苦手だからは西向きは勘弁して
冷房代も結構かかる…
愛犬の口に入るサイズの物は排除しておく
愛犬を迎えた初日に一番焦ったのが、「子犬は何でも一瞬で口に入れる」ことです。
部屋は完璧にキレイにしたつもりで、危険はまずないと思っていました。が、部屋に到着した途端に走り回る犬に翻弄されて、私の頭から落ちたヘアクリップ。
これが0.1秒の素早さで食べられました。急いで口をこじ開けて取り出したものの、しばしボー然としてしまいました。
これほど、やんちゃで素早い生き物に「野生」を感じ、「うっかり物を落としただけで命取りになるかも」という恐怖を今でも覚えています。
ちょっと複雑な気持ちになるお話なのですが、ペットショップで、『万が一、購入した犬が3ヶ月以内に○んでしまった場合、同等の新しい犬をくれる保険』のお話がありました。
「特に犬を始めて飼う方は、何があるかわかりませんから、絶対入った方がいいですよ」と押されたものです。(びっくりしたのですが、これは一般的なんでしょうかね)
その時は、“今病気でもないんだし、そんなことはまずないでしょ。サン(名前)を気に入って飼うのに、すぐ交換なんて…”と少し不快に思う気持ちがあったのです。有難いご対応といえばそうなのですが。
しかし、ちょっとした飼い主の不注意で、愛犬の命を奪ってしまうこともあり得るんだなァと、ショップの方の言葉を思い出し、冷や汗をかいたのを覚えています。
とにかく、何でも・いつでも・一瞬にして食べます。初日は愛犬もハイパーなので、息つく暇もなく目を配る必要があります。
愛犬を迎える前に今一度、客観的に部屋の確認を。部屋だけでなく、愛犬が通りそうな場所全て、口に入りそうな物・ゴミなどがないか、ダブルチェックです。
たべものっ!(と同時にパク)
す…素早いっ!
気をひくものを用意しておく
ちょっと、想像してみてください。部屋についた瞬間から、興奮して走り回る愛犬。物にはぶつかるし、倒すし、口には入れようとするしで、次々にやってくる嵐の対処に飼い主の息も絶え絶え。
極めつけにおしっこもシャー。床掃除をしている隙から今度はテーブルの上を狙っている。
もし愛犬がやんちゃであれば、このようなことが容易に想定できます。「ちょっと大人しくしててぇ~!!」なんて、絶対聞いてくれません。であれば、愛犬が興味をひきそうな物で気をひく作戦にでましょう。
おもちゃにもそれぞれ好みがあります。うちの愛犬は「ぬいぐるみ派」ですが、他にも、噛む専用の木の棒、ひっぱりロープ、ボール、コングなどのゴムおもちゃ。
当然ですが、絶対に口にいれます。犬用の、頑丈なものをいくつか用意しておきたいです。
侵入禁止区域を決めておく/ゲートの用意
愛犬をはじめから完全フリーにする太っ腹なご家庭には関係のないお話です。
今までも述べましたが、愛犬がちょっとでも侵入するところは、とにかく「抜け毛が相当舞う(部屋にある全てのものに毛がつきます)」、「子犬期に部屋の物を破壊される可能性がある」、「トイレトレーニング前だと、床に排泄される可能性がある」というデメリットがあります。
また、「愛犬の危険になりそうなものは置けない」、「口に入れるサイズのものは置けない」ということもあり、全ての部屋に危険予測を働かせて、完璧にキレイにしておかなければなりません。
犬は一度入った部屋は“自分のテリトリーだ”と認識して、その後も普通に入るようになります。後からしつけて侵入禁止にするとこもできますが、犬が混乱しますし、しつけも面倒です。
逆に、始めから「ダメ!」とビシッと言い聞かせるとちゃんと理解し、その後勝手に入ることはまずありません。
部屋が独立している場合はトレーニングでOKですが、例えばダイニングキッチンなどの場合。ダイニングは侵入OKだが、キッチンは禁止にしたいという場合はゲートを取り付けるのが有効です。
ゲートは、必ず愛犬を迎える前に取り付けておきましょう。一度キッチンの侵入を許してから取り付けると、一人の時にゲートを突破して入る可能性があります(中~大型犬の場合ね)。食べ物大好きですからね。
うちの愛犬も、子犬期までは有効でした。しかし成犬になってから、一人で情緒不安定の時に侵入できてしまったようで、その後コツを覚えて何回も入るようになってしまいました。
(ゲートを倒さずに、扉を開けてるんですよね。どうやってんだろう?)一応「侵入禁止地域」とはわかっているので、精神安定時や、飼い主がいる時は入りません。
犬にとって、侵入できる部屋は多いほうがいい、と思われる方もいらっしゃるでしょう。しかし、犬は散歩さえ充実していれば、家の中では大抵寝ていますから、ある程度広めの部屋一つでも十分です。
うちも大型犬ですが、侵入OKの部屋は20畳程度のダイニングくらいです。あとは、シャンプー時の風呂場と廊下くらい。
よほどの運動好きなわんちゃんや、超大型犬などは窮屈なのかもしれませんが、大事なのは家の広さよりも、外での運動量です。お部屋が狭ければ、散歩に命をかけましょう。
とにかく、犬のためよりも、人間の立場に立って、侵入地域をあらかじめ決めておきましょう。
お利口にするから散歩はたくさん連れてってね
傷つけられたくない物をガード/排除しておく
うちの愛犬が子犬期に破壊したものと、行った対策を下記の表に述べます。
破壊されるもの | 対策 |
---|---|
・コード類 ・テーブル脚などの木材 ・プラスチック ・犬の体重より軽い家具/電気製品 ・クッションやスリッパなどの布製のもの ・ティッシュ類 ・プラスチック類 ・紙類 …結局、何でも、ですね。 | ・二本足で立つ高さを考えて、完全に届かないところへ置く ・移動できるものは部屋から出す ・移動できない配線類は、太いアルミワイヤーでぐるぐる巻き(保護カバーをしてから巻けば更にヨシ) ・移動できない家具や電気製品は分厚い板などで囲む(隠す) ・市販のいたずら防止スプレー(うちでは効果ナシ) ・木の硬いおもちゃを与えておく(コング等のゴム類、天然木) |
大型家具を排除するのは難しいですが…でもやられます。まず、配線類。犬は3~12ヶ月くらいは、歯が生え変わる時期です。それがむずがゆいようで、とにかく、あらゆるものを噛みます。
私は、TVのコードなどはプラスチックの保護カバーなどで防御していたのですが、全然甘かったです。プラスチックも大好きでかまれましたし、TV自体も倒されてコードが切れました。
木製の物も危険です。例えば、テーブルセット。うちでは、太いテーブルの脚は守られましたが、イスの細い脚は完膚なきまでにやられ、2脚だめにされました。
色々対策もしてみましたが…。例えば「かじり防止スプレー」。犬が苦手なニオイであるというペッパーオイル、ビターアップル、ビターレモン、酢。
うちの愛犬には全て効果はありませんでした。金属の感触が嫌いというので、アルミホイルで巻いて保護してみましたが、速攻取られて、これも効果なし。
噛む用の天然木も別途与えてみました。そちらも噛みますが、かといって家具の方は諦めるというとこはない。
結局、移動できるものは、部屋の外に出しておくしかありません。犬にとって、危険な配線類は、保護カバーの上から太いワイヤーでぐるぐる巻きにする方法が効果的です。(百均の、柔らかくて手で加工しやすいアルミ素材のものがおすすめ)
※しかしワイヤーも、自らは噛みにいきませんが、必要とあらば噛みますのでご注意を。
(以前ケージの鍵を壊されて、格子のドア部分をワイヤーで相当巻いて固定したのですが、噛み砕かれて突破されました。)
また、移動できないピアノは、周りをぐるっと厚い板で囲ってガードしました。
噛んだり、破壊したりする行為は、1年弱で大分落ち着きます。それまで、どんなに不格好であろうが、あらゆる材料を使って完全ガードしましょう!
鉄製の2㎏のダンベルもくわえて遊んでましたよ
あご版ウエイトリフティング♪
寝せる場所(ケージ/クレート)を確認しておく
愛犬をどこに寝せるのか、一人でケージ(クレート)寝せるのか、トイレや給水器などを中に設置するのか。この問題も、迎えた初日が大事であったりします。
もし、ペットショップ出身であれば、ケージで一人で寝ることに慣れているでしょうから、飼い主さんが一人寝希望であれば、初日からケージ寝させることをおすすめします。
うちでは、トイレをケージには設置しませんでした。1~2回は中でしてしまいましたが、犬はきれい好きなので、その後は一度もしませんでした。
(うちの愛犬は4ヶ月で迎えました。排尿を我慢できる時間は、6ヶ月まではおおよそ「月齢+1時間」と言われますので、小さければ、もっと長くかかるかもしれません。)
給水器も設置しましたが、あまり飲んでいる形跡もなく、いたずらして外してしまいますので(水皿も移動してびしゃびしゃ)、1週間で取り外しました。
初日はどうしても可愛さと心配とで、一晩ずっと見守っていたくなりますが、確固たる意志でとおしましょう。初日から慣れるまでは夜泣きをする可能性大です。
でも、恐らく長い時間ではありません。うちの犬ですと、大体10分くらいピーピーしてました。可哀そうだからといって、ケージから出してしまうと、その後入ってくれなくなる可能性大です。
ご近所トラブルになりそうな場合、また相当暴れて愛犬に危険がありそうな場合以外は、ぐっと耐えるべき第一の試練であることを認識し、どうか頑張ってください!
ピーピー、くぅんくぅん
ここが耐え時!私も辛い…
私の愛犬も、寝場所については相当すったもんだしました。その経緯をご紹介しています↓
トイレ失敗に備えておく
家に愛犬のトイレを設置する場合において、排泄の失敗は覚悟です。床が結構やられます。トイレを覚えてくれたとしても、一人の時に失敗する、はみ出してしてしまう、足をあげてしてしまうなど。
トイレを置く限り、排泄問題の悩みはすんなりとはいかないことも多いです。私も一番苦労しました…。
初日は、いきなり床でやられると焦りますが、確実にやられるものだと思って、すぐ掃除にかかれるシュミレーションを。掃除道具の準備は多めに。
床にしみこんだおしっ〇を瞬間で吸ってくれる、「ちり紙(昔のボットン便所にあったアレです)」はおすすめです。サッとつかんで対処できるので、トイレットペーパーより便利です。
その後は、水拭き→消臭スプレー(私はアルコール成分が入ったものがおすすめ。臭いが残らない魔法のうんぬんの高いスプレーも買いましたが、うちの場合、効果は不明でした。)
後悔していることは、相当数の粗相で浸食したフローリングを見て、何かもっと対処できなかったもんかなァということです。
とにかく、床は相当やられます
経済的に余裕があれば、フローリング一面にペット専用の防水マットを敷きたかったのですけれど…。
ホームセンターで切り売りしている、ちょい厚めのビニールをほぼ全面敷いたこともあったのですが、ビニールって、結構ニオイが染みつくのですよね。何回かやられるうちに不潔になり、無駄な買い物になってしまいました。
失敗するところが決まっているのであれば、対策もしやすいです。私の場合は、ペット用防水マットor大き目のPPシートなどの防水加工のあるものを止水テープでつなぎ合わせて敷き、PPシートには上に吸水効果が高い新聞紙を敷いていました。
これが一番良かったかな…。しかし、部屋一面そうするわけにはいきませんので、やられる範囲があちこちだと、マットやPPシートの下に流れ出てしまうのです。そうなれば最悪。
おしっ〇がさらに密閉状態になって、フローリングがすぐ浸食します。はみ出しなどの、ある程度失敗の範囲が決まっている場合にのみ、効果的です。
床にのべつ幕無し排泄している時期はそんなに長くないので、半ば諦めて発見したらすぐ掃除、で頑張っていました。
とにかく、排泄の影響を受けないように、大事なものは床に置かないこと、またお気に入りのカーペット類などは一旦除去しておきましょう。
フローリングでしたら、ペット専用(おしっ〇にも強い)ワックスを塗布しておくことをおすすめします!しかしワックスも種類がたくさんあるので、防水に特化していないタイプですと、粗相された箇所が白く染まってしまうことがありますので、ご注意ください。
ぼくのはそんなに臭くない!
実際そうよね。人間のと変わらん気がする。(他の人のはわからんが)
心しておきたい!「心構え編」
前日は十分寝て体力保存
今まで読んでくださった方はおわかりでしょうが、とにかく子犬がハイパー状態であれば、可愛いプチ台風が部屋に上陸するようなもの。
疲れます。翌日が仕事であれば、疲労と心配のW攻撃に合いますので、せめてお迎えする前日はしっかり休息をとって、体力・精神力を養っておきましょう。
何が起こってもビビらない強い自分(ビビりますがね)
ベテランの方は器が大きいのでしょうけれど、犬を室内で飼うのが初めてだった私は、そのやんちゃぶりに結構ビビりました。
子育てと同じで、いつになったら落ち着ちついてくれるのか、ゴールが見えませんからね。
正直なところ、犬を飼えた嬉しさ以上に、「こんな感じでやっていけるんだろうかァ…」という暗雲が徐々に押し寄せて来ました。小心者なので…。
しかし、子供時から欲しくて欲しくて、やっと飼えた愛犬。そこは断固!自分の弱さに負けないで、とにかくやるしかない。
いくら物を破壊しようとも、排泄問題で悩まされようとも、飛びつかれて噛まれようとも。大丈夫です、本当にはじめだけですから、不安な気持ちも。
プチ台風のお世話が日常になってしまえば、細かいことを心配している余裕はなし(それも大変なのですが)。しかし、めげずに愛情を注いでいれば、必ず落ち着く時期がきて、可愛いいい子になってくれますよ。
不安になった家族へのケア(言い訳ともいえる)
忘れちゃならない、家族へのケア。よっぽど飼いたかった私でさえビビッてるんですから、その熱意に根負けしてしかたな~く承諾した家族の不安は相当なもの。初日はまず寝つきが悪いことでしょう。
特に、私のケースのように“年配の小柄な母親”なんていう場合は。子犬といえども大型犬、このまま成長すれば、母の体重に迫るんではと思われる巨体。興奮して二本足で立った姿はちょっとした迫力です。
ここで、どんなに自分が怖気づいたとしても、絶対に、ビビりの「ビ」すら出してはいけません。「…ちょっと、想像より激しいね」なんて漏らそうもんなら、一気に彼女を不安の奈落へと突き落とすことになります。
背中に冷や汗をかきながらでも、「ま~こんなもんでしょ、想定内、想定内♪」など、できる限りの演技力を持って余裕さをアピールしましょう。
「本当に大丈夫なの?私は絶対に世話できないよ」などの不安の一押しがあるでしょうが、ここも出せる限りの明るい声を張り出して、「大丈夫だって、マ、数日で大分違ってくるから」と、何の根拠もない安心感を授けなくてはなりません。
家族が恐る恐る寝入った後で、十分ビビりましょう。その日の夜は、「ダイジョブ?大丈夫、大丈夫」と、マインドコントロールを忘れずに。
私に育てられるのかな…ましゃかしくじった?(小心者)
何より大事!ご近所へのゴマすり
家族以上に気を使うべきは、お近所さんへの心遣い。初日のドタバタ劇、夜泣きを演じた次の日は速攻ご挨拶にまいりましょう。
「ごめんなさい、昨日うるさかったでしょう汗」から始まり、「ご迷惑にならないように、最速でしつけを頑張ります!」あたりまで、謝罪と今後の展望を言い訳しましょう。
「頑張ってたわねぇ。ま~、はじめだけでしょ?あれくらい大丈夫よ」などと、ちょっと微妙なトゲを感じた場合、90度の角度で再度頭を下げ、「申し訳ありません、もし本当にご迷惑な時はおっしゃってください(マジで言われたらどうしよう)」と、とりあえずどこまでも低調に。
帰りがけに、「あら~お花すごくキレイ~これ、どうやって株分けするんですかぁ」くらいのゴマすりは必須。
昨日ヤバかったかナと思われる翌日は、プチ菓子折りなどを小脇に、その都度お隣へ直行です。
愛犬が人慣れしてきたところで、お隣さんが自慢の庭をお手入れしているのを見計らって、散歩に行く偶然を装い子犬期の可愛さでくすぐるのも手です。(もちろん犬嫌いでないことを確認の上)
「あらァ可愛い~」と言ってもらえるような状態を十二分にシュミレーションの上でGOしましょうね。興奮して飛びついた愛犬にビビッて転ばせたなんて、考えるのも恐ろしすぎる事態を絶対に招かないように。
いざお隣デビュー、お利口にね!ひいてはお前のためだ
あぁ~緊張するぃ~
まとめ
今回は、私の経験をもとに、想定できるシチュエーションを考えました。昔、ねこを迎えた初日を思い出してみたのですが、まァ犬より軽く3倍は楽ちんでした。
マイペースなねこに比べて、犬はとても人間より。そこがまた醍醐味なんですが、落ち着くまでは結構色々あります。
どれくらいで落ち着くかは、性格もあるので一概には言えませんが、うちの場合は1年はハイパーでしたね。私のビビり具合だけでいえば初日~次の日まででした。
その後は、お互いの存在やライフスタイルが少しずつわかってくると、飼い主側はどのようにしつけを行っていくか、目標ができてきます。
愛犬側では、コイツの言うことを聞くだけの信頼関係をつくる価値があるのか、私を見定めている感じです。
それからも、うちの場合は色々ありましたけれど…、今となっては懐かしい可愛い(?)経験でした。やはり飼うのが「初めて」ということが大きいです。
もし2回目があるとすれば、もっと要領がわかってうまくやれると思いますし、肝っ玉、太っ腹も一回り増しな気がしております。
初めて犬を飼うみなさん、犬は「友達」でもあり、「弟(妹)」でもあり、「子ども」でもあり、「恋人」でもあり、また時に「お父(母)さん」のような存在です。
これからたくさん色々なことがあるとは思いますが、一人と一匹、かけがえのない存在に必ずなりますので、頑張ってください!
忘れがちなことですが、愛犬も同じ様に、人間側のライフスタイルに慣れるべく、非常な努力をしておりますので…
違う動物同士なのに一緒に暮らせるのは、犬の努力も大きいのですよね