犬のトレーニングの中でも、飼い主さん泣かせのトイレのしつけ。やっと、トイレでしてくれるようになったと思ったら、今度ははみ出し。もう、いい加減にして~と泣きたくなりますよね。
私の犬(ゴールデン)も身体をトイレからはみ出してする癖がついてしまい、どうにかしつけで治そうと悪戦苦闘しましたが、無理でした。
はみ出しには、側面が囲われているトイレがいいと思うのですが、さすがに犬が大きくなると、そんなトイレはなく…。
トイレが狭いのよ
まーそうなんですがね
DIYと言えるほどのものでもないのですが、作ってみて効果があったので、ご紹介したいと思います。
用意するもの
・レンガ (でなくても、ある程度重い、犬に怪我の恐れがないもの)
・PPシート (横幅はトイレサイズに合うように。縦幅は犬の排泄時、乗り出した首が当たらない高さ)
・ワイヤーネット(※PPシートが薄い場合に補強して使う場合のみ)
これらをトイレ周りに設置するだけ。「これだけかよ~」と思われるでしょうが、これでも思いつくまで、結構色々悩んでいたのです。私の頭が悪いだけかもしれませんが…。
〇レンガ
うちではレンガを使っていますが、倒れて犬にぶつかったら危ない!と思われる方は、もっと軽いものを。トイレ周りにPPシートを挟むためのものなので、何でもよいのです。
ただうちは大型犬なので、軽すぎるとかえってバリケードを崩してしまうので、薄目と厚めのレンガを使っています。今まで危険はありませんでしたが、怖い方は別のものを。
〇PPシート
うちのトイレサイズは、横幅92cm×奥行63cmと大きめです。PPシートは百均でも売っていますが、うちのには小さすぎるので、ホームセンターで買いました。厚さは2~3mmくらいあればOKです。
PPシートでなくても良いのですが、防水性があり、汚れてもサッとふけるので、おすすめです。安いし。色は乳白色を推します。カラフルだと部屋で目立つし、透明だと透けて見えて、犬もあまり見られたくない、人間もあまり見たくない、ものですから。
〇ワイヤーネット
これは、PPシートが厚ければ不要なのですが、うちのPPは3mm程度で、ちょっと長期安定に心もとないのです。一緒にレンガに挟んで使います。百均のもの。
サイズはなるべくPPと合わせて。安定のためなので、板などでもいいのですが、おしっこがつくことを考えて、防水で掃除しやすい+かかる範囲少なしのメリットによりこれを。
設置方法(下図参照)
①犬の入り口を考える。なるべく身体をはみ出さないよう、ギリギリの狭さで。
②トイレ周りにレンガを置く。
③入口以外をバリケード!PPシート(とワイヤーネット)をレンガとレンガの間に挟む。
※トイレ設置場所にもよるのですが、2面だけでも壁側につけると、安定感があります。
※壁側にもレンガ(分厚め)を置いてやると、トイレが広くなり、犬もくるくる回りやすいのでおすすめです。ただ、あまり、トイレの外に空間をつくりすぎると、おしっこがはみ出す恐れがあるかも。
※トイレが完成したら、犬のトイレタイムを見計らって、ちゃんと入口に誘導してあげると良いです。やはりはじめは戸惑っていました。うちでは、一回で覚えてくれ、特に問題はありませんでした。
※私は右に入口を作ったのですが、横幅の真ん中にすれば良かったかもしれません。というのは、普段は全くこのトイレ環境ではみ出さないのですが、雷などで、興奮して慌てておしっこをした場合、入口を超えて乗り出すんです!
もー、本当にこれでもか~!という感じです。よくこの狭さでのり出せるよな…
犬の大きさに対して、トイレの大きさギリギリですから、うちの犬は横幅に平行になって排泄します(下図参照)。
ですから、縦方向では狭すぎて、さすがにできないだろーと思うので、真ん中に入口作ればはみ出しを完全に防げたか、と考えるのです。(いや~でもわかりませんよね。)
今さら入口変えるのもかわいそうなので、結局、「いざ」のために、入口の下にトイレシートをひいているのですが。
見栄えは悪いのです。でもひいておくと、肉球についた「おしっこ付きの足跡」がそこで吸収されるので、まあいいかなと思っています。
はみ出しに悩まれている方に、ご参考になれば幸いなのです。
てか乗り出す方が大変じゃないか?
やっぱり狭いのよ