雪国の犬生活で感じる、あるある7つ

雪国の犬生活あるある
雪国のドッグライフあるあるマンガ

同じ犬を飼うにしても、日本のどこに住むのかによって暮らし方が結構異なるものでしょうね。私の県は雪国です。

子供の頃は雪合戦や、ソリ遊びで毎日わくわくでしたが、年取ってくるにつれて、寒さと雪はもうウンザリ。

でも、犬を飼うようになって、冬の楽しさが増えました。雪国でのドッグライフで毎年感じることを少しご紹介します。

ちなみに、うちの愛犬サン君は、ゴールデンレトリーバー♂で、夏は苦手のもふもふです。

目次

雪国の犬生活で感じる、あるある7つ

愛犬のすり寄りで冬の到来を実感

愛犬の種類にもよりますが、特に、雪国においては犬も結構寒がるのです。うちのサンは、長毛のダブルコート(寒期は毛が二段階になって防寒する)なので、東北の雪くらいどうってことなさそうなもんですが。

夏と冬では、家の中の居場所が違います。夏は、サンが過ごす居間と寝部屋に彼用のエアコン、サーキュレーター、扇風機の三種の神器。

基本的に扇風機にしがみついて、底面が冷たいクレート内か、フローリングにべったり。

もちろん、飼い主の方なんて見向きもしてくれません。いや、相当余裕がないんでしょう。散歩後のやつれ具合など、尋常でない疲労具合なので、息してんのかマジで心配になるほどです。

そんなわけですから、いくらずうずうしい飼い主でも、「寄るな触れるなオーラ」を出されると、さすがに遠慮するわけで…。

ひろ

と言いつつ、数回は抱きしめに行くぞよ

サン

マジで勘弁して

我が家の居間には、サンとのコミュニケーション用にセミシングルベッドを置いているのですが、夏は寄り付きませんので飼い主一人寂しくお昼寝タイムとなります。…かなし。

秋になり、外気温の最高温度が20度以下に近づいてくると、暖かさを求めてベッドに来るように。これで、冬の到来を感じるわけです。寒い冬は嫌いだけれど、愛犬と一緒にお昼寝できる冬は最高に幸せなのです。

冬の散歩は命がけ

冬の散歩前に気合いを入れる飼い主と愛犬

雪国ドッグライフの、嫌なことは何をおいても「散歩」。もうこれに尽きます。雪国に住んでいるとはいえ、ツルツル雪道を歩くのが苦手な輩もいるものであって…。私も運動音痴が拍車をかけて、全くのへっぴり腰です。

ザクザク雪道は良いのですが、除雪車が通って路面がツッルツル、しかも雨も降りやがって、更に凍った道路。まるで鏡のようにキラキラ反射して、わーキレイ。

こんな状況で、道路によっては車もすぐ脇を通るもんですから、飼い主を気遣ってくれるお利口わんちゃんなら良いものの、かたつむり様に進む飼い主にイラついて引っ張ってくるようなのが愛犬であった場合。多少の怨恨の念も湧いてくるもんです。

「今日も果たして無事に帰って来れるかどうかァ…」と出発する度に、行かねばならない労苦を大げさに言って溜飲を下げ、毎回家族にうざがられているのですが…、本当に、危ないんだって!

虫関係の薬代はちょっとラッキー

通年の虫関係のお薬として、「ノミ・ダニ」、「フィラリア」がありますね。前者は気温が10℃くらいから活発化し、後者も暖かい時期限定。

ですから、関東以西と比べると、約1~2か月分、薬がお得になるのです。ちょっとみみっちいお話ですが。愛犬の大きさによっては、1ヵ月ですら数千円になるので…

ノミダニは、一年中投薬した方がいいとも言われますが、私はできれば薬を入れたくないので、やらないです。そういった意味でも、投薬期間が短い雪国いいなぁ~と感じます。

ひろ

薬関係は色々悩むよね

サン

ベタベタして臭いの一番キライ

もふもふボディで電気代をケチる

飼い主のために湯たんぽ化する愛犬

ホッカイロより、もふもふボディ。ブランケットより、もふもふボディ。冬の暖かグッズに例えるならば、愛犬のもふもふは以下に入るでしょう。

FF式ストーブ 〉石油ファンヒーター 〉湯たんぽ 〉もふもふボディサンはずかしい 〉ブランケット 〉 セラミックスヒーター 〉ホッカイロ 

まあこの辺は飼い主の感覚なのですが。もし、ラッキーなことに愛犬が長毛中~大型サイズであった場合、使い方によっては、その辺のちっちゃいセラミックヒーターなんかよりも、全然頼りがいのある暖房器具となるのです。

夏は「お前、見てるだけで暑っついな」などと、理不尽すぎる暴言を吐かれる愛犬ですが、冬ともなれば、「サンちゃ~ん、come on~♡」とあっちで、こっちで大人気。

しかも時代に適したエコ、コストフリーでまあなんとも。デメリットは、①毛だるまである=毛がつく。②ちょい動物臭あり。

しかし、②においては、愛犬のもあ~とした匂いすら好物である飼い主にとっては、暖かさの相乗効果となってしまうのですけれど。

愛犬のベッドもあったか仕様に

さてさて、愛犬に十分暖めてもらったお礼に、彼のベッドも冬仕様にしてあげなくては。冬のもこもこ部屋着グッズって、今たくさん可愛いのがあるので、特に女性は(?)毎年選ぶのが楽しみですよね♪(そして無駄に増えてゆく…)

サンは6歳でまだバリバリなので、さすがに服は着せませんが、代わりにベッドグッズで楽しみます。

私の県は、外気温8℃までいく日もありますが、暖房は寝る前に消しますので、深夜は結構な冷え冷えになります。

サンは私の寝室でゲージに寝せているのですが、床はプラスチックでちょっと冷たい。床の上にパズルマットを敷き詰めて、クッションと、長方形のチェアマットを用意してやります。

いかに安く、暖かく、可愛いのを探すか♪いそいそと愛犬のベッドづくりをするのも、初冬の楽しみの一つです。

サン

今年は何柄?

冷え切ったアルマジロ状ボディに愛しさを感じる

寒いので丸くアルマジロ状になって眠る愛犬

寒い深夜に、トイレに起きた時。私の寝室の入り口に置かれたケージで、まんまるくアルマジロになって寝ている愛犬!その完璧な円周率に我慢できず、手をつっこんでみると…まあ。なんと冷え切ってちめたいお毛毛。

唐突な手のツッコミに、円を崩されて体温を逃がさないよう、どこまでも丸く、丸く…。「いぇ~い、スポスポ~」と深夜にも無謀な飼い主に睡眠を妨げられないよう、目もギュッとつぶってあくまで無視。

なんとまあ、愛しさを感じるではありませんか。

さすがのしつこい飼い主も、ちょっと大人な自分を取り戻して、そ~と忍び足でトイレに。もれちゃうしね。

昼のわずかな日差しを求める愛犬にいじらしさを感じる

太陽を求めてヒマワリになる愛犬

これですよ、人間が動物に見習うべきところは。大いなる自然に畏敬の念を感じながら、共存すること。私の住む県は、日照時間が極めて少ないため、冬の日差しは少ないです。

愛犬を見ていると、お昼にちょっとでも日差しが入ると、すかさず窓辺に行って日差しの恩恵を享受するんですね。私は、自宅で自営なもんですから、意識して外に出ないと一日中屋内で過ごすことになってしまいます。

やっぱり健康は、太陽の光が基本だよな~と思いながらも、サンのように日差しを求めていくまではしないので、その辺、見習わなければと思っています。

しかし、日差しといっても、ベランダから射す、わずか20㎝くらいの太陽光。それに合わせて、大きな身体を横たえて…

当たってない、全然当たってない。的が外れて、シッポの毛数本しか浴びてないところがまた、なんともいじらしい。

そんなサンを見ていると、お陽様恋しいよね、こんな県に迎えてゴメンね、と言いたくなっちゃうのです。

ひろ

いじらしくて泣けてくる

まとめ

普段は何だか、飼い主側ばかり愛犬に尽くしているように感じてしまいますが、冬に彼らが与えてくれる幸せ感は、多少の世話どころじゃ比較になりません。

寒い時にぴったり寄り添ってくれた時の、自然の暖かい気持ちよさにはもう…どれだけセロトニンが放出されていることか!それだけで十分すぎるほどお釣りがくるみたいです。

冬は、近い距離でまったりしていることが多いので、心の距離も縮まる感じがしています。

年を取るにつれて、どんどん雪国の弊害に耐えがたくなりますが、寒さ愛犬のセットはやはり捨てがたい…。何より、長毛のもふもふ犬にとっては、雪国くらいがベストでないかなと思っています。雪国も年々気温が上がっていますからね。

雪国のみなさんにおかれましては、ぜひとも、もふもふ犬を飼って長い冬のストレスから解放されましょう♪(散歩だけは厳しいですけれど)

ひろ・サン

冬はどこまでもピッタリ!

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