ゴールデンレトリーバーに対してどんなイメージがあるでしょうか?
あの麗しきヘアーをなびかせてゆったりと散歩する姿、暖炉の前に優雅に寝そべって、はしゃぐ子供を優しい理知的なおめめで見守る姿。
そんなゴールデンさんをみると、私より高等な動物であるなあ…なんて理想化してしまいますよね。それは正しきゴールデンの姿には間違いないのですが、裏には隠れたやばいヤツの一面も。
いえ、もちろん立派な飼い主にトレーニングされた、いわゆるザ・ゴールデンの勲章を掲げたゴルさんは多いでしょう。
ただ、うちのサン氏♂(名前)は、散歩中に「さすがお利口さんね~」なんて大仰に褒められると、「いやあー、そうでもないっすよ」と返さないまでも、飛びつくな飛びつくな、と必死に念を送っていることも。
あと10秒耐えてくれ…
そんな10の実情をご紹介します。(注:全てのゴールデンに当てはまるわけではありませんよ!)
ゴールデンレトリーバー(大型犬)を飼う前に知っておくべき10の意外な性格とは
超激しい(特に2年目までは)
ゴールデンを飼っている方がほぼ言われていることですが、本当です。賢く落ち着きがあるなんてのは、2年目を過ぎたあたりからです。
やんちゃぶりは、小型犬と変わらないかもしれませんが、この体格。小型犬やネコの十倍以上の破壊力をもって、人やものに向かって来ます。
- 部屋のものの破壊。(ウチでは、特に木材でした。テーブルやイスの足など。イスは2脚廃棄。TV・電話機・インターフォンの破壊。意外にもソファ、クッション、カーテンはやらなかったです。)
- 3分でも一人にしようもんなら、排泄物の落とし物。(人間並みの量・デカさ)
- 何でも口にいれる怖さ
- かみつき(怪我レベル2歩手前)
- 飛びつき(身長150センチレベル)
- 日中寝る以外は、いつまでも元気
帰宅はちょっとした恐怖です。ア然としてる間もなく、床の排泄物処理。踏まないように…そんな中、犬は嬉しさで飛び掛かってくるわけですから。
おーい、自分で踏むなあー広げるなー! そして掃除してる間に、私の買い物袋をあさり、口にいれようとする…、一息ついたところで、またおしっこ…はみ出し。
はじめはそんな状態をイメージしていただければ宜しいかと。
(帰宅)ひぇ~どんな状況!?
そして、散歩。超ハイパーのオレオレ。一時間近くも行って、結構遊ばせたんじゃないかと思うけれど、帰宅後、ぐったりして無防備な飼い主の背中めがけて、「遊んで遊んで!」の猛攻撃。
ちょっとでも当人の意に反すると、噛みつき。興奮して走り回る。そしてまたおしっこ…はみ出し。
こんな感じです。お互いの信頼関係が深まり、ある程度精神の成長がみられるまでは、強い忍耐が必要になります。
私も犬を家の中で飼うというのは初めてだったので、色々悩み、失敗し、軽くノイローゼになりました。
ちなみに、やっと1年たって反抗期も大分落ち着いてきたころに、第二次反抗期が来ます。(二回目はそんなに長くありませんが。)
(帰宅)…また?
大いに!
さみしがりすぎ屋のくせにクール
家族と一緒が大好きは間違いなし。一人・留守番は苦手です。初めのうちは、トイレや風呂に確実にくっついてきます。サンは、いまだにちょっとさみしい/不安だとどこまでもくっついてきます。
「分離不安(一人でさみしく、問題行動をおこす)」になってしまった可能性があります。これは、子犬時にある程度突き放して育てないと、なりやすいと言われます。
猫かわいがりせず、結構気を付けたつもりでしたが…。個体差・家族構成にもよるかもしれないですね。我が家は母とサン3人だけで、しかも自営なので、犬にかける時間は多く密ですから。
しかして、いざ飼い主が帰ってきて安心すれば、クールでつれないヤツになります。ドアを開けた瞬間、タイヤが突進してきたかと思わせるほどの大歓迎ぶり。
「ちょっと待ってえ。荷物だけ下ろさせてくれたまえ」とコートを脱ぎ、荷物をおいてどっこいしょ。「さーお待たせぇ~。十分に愛を確かめ合おうではないか」と両手を広げチュー体勢でふり向いたところ、既にベット上でグルーミング。
(グルーミングは興奮をおさえようとする行動、でもあるらしいのですがね)
しかし、飼い主×犬のテンションのすれ違いや温度差はあるあるです。
犬嫌いのパターンもあり
これだけは素人のしつけではどうにもならないと思っています。(どうにもなったらごめんなさい)原因は諸説あります。
我が家のゴル氏は、4ヶ月の柴犬サイズでお迎えしましたが、岡山→新潟→北東北(我が家)に落ち着くまで、狭いゲージ暮らしでさぞ辛酸をなめたであろう、目つきがするどい、ちょっとオレオレ感が強ぎる犬でした。
また、まだ散歩に慣れてない頃に、小型犬に連続で攻撃されるなどの嫌な思いをさせてしまったことが大きいかなと思います。
知り合いの穏やかな大型犬さんにお願いして、慣れさせる作戦など試みましたが、うまくはいかなかったです。
それでも無理にドッグランなどへ連れて行き、徐々に慣れさせ作戦を続ければ良かったのかも、とも思います。
しかし、吠えてくる小型犬などには、明らかにヤバい攻撃態勢に入るサンをみていると、万が一他人の犬に怪我させたら…と怖く、あまり思い切った行動ができずに今に至ります。
この問題、今だに悩みどころ
ゴールデンなんて、犬の中でも一番穏やかといったイメージがありますよね。聞けば、「別に何も苦労せず、勝手に犬の友達作ったわよ」なんてゴールデンが大多数なのでしょうが、犬嫌いの子も案外、珍しくはないようです。
犬嫌いだと、大抵、ネコや子供も苦手です。(子供は苦手ですが、人間は好きなので敵対象ではありません。ただちょっと興奮モードになりますので、いきなり近づいて触ろうとしてくる子には要注意です。)
多分、「普通に歩いている大人」が彼の安心できる基準であるようです。そこから外れた行動をしている人(子供、雪かきをしている、松葉づえをついている、歩きがとてもスローなご年配の方、など)はちょっと興奮してしまいます。
その方がサンに話しかけたりしてくるようであれば、私も一気に緊張します。距離を離していれば問題はないのですが。
もし、「歌いながらリンボーダンスをして歩いている人」がいたら、速攻Uターンして逃げるでしょう。
散歩中、遠巻きに犬同士が遊んでいるのをじぃーと見るサン君の後ろ姿。ふわふわした肩甲骨あたりにも何となく哀愁が。
「お前友達いないもんね。さみしいよね」なんて抱きしめたくなります。(当人は、絶対さみしいなんて思っておりません)
友達いなくても気にしない
けっこうパニクリ屋(興奮しやすい)
犬が好む生活パターンは、「毎日同じルーティン」だと言われます、ウチの犬もまさにそうだと思います。
特にうちは「分離不安」ぎみなので、ちょっとだけ大変です。
例えば、私が仕事に行くとき、(サンを一人にして部屋を出ていくお別れの時)「ご飯・化粧→トイレなど→歯みがき→お別れの挨拶」こんな感じなのですが。
ここに例えば、いきなり母が入ってきた場合、電話がかかってきた場合、突然の大雨など、普段のルーティンと違うことが入ってくれば、ちょっと情緒不安定になって「行かないで」モードになることも。
振り切って出ていくと、場合によってはピーピー鳴いています。
または、散歩に行ってあとは寝るだけのはずなのに、突然、飼い主が大掃除をはじめた場合。散歩中、偶然買い物帰りの母に出会った場合。(これはヤバい!外での興奮は危険です)
また例えば、お客様が来た場合。我が家は家族構成が少なく、めったにお客さんも来ないので、これに慣れていません。
仕事は自営で、人間相手の仕事なので、毎日色々な方がいらっしゃいます。ですが、家の構造的にサンがいる場所からは仕事場が遠く離れているため、他人が家に入っていることはばれていません。(ばれたらかなりのパニックになるかと)
ですから、他人が家に入ってくるような状況は興奮します。興奮すると、トイレにいきたくなるようで、焦ってしてます。そんな状況が事前にわかっているときは、直前でトイレに行かせて対策しています。
“ピンポン”は、今でこそトイレに行くほどではありませんが、やはり興奮してはいますね。
これらの興奮は、5歳で大分落ち着きました。(長かった…)
また、例えば、「明日はキャンプに行くぞー」の夜の準備。やはり経験からわかるようで、かなりはしゃいで興奮します。
この興奮は、翌日、無事に彼も車に乗せてもらえるまで続きます。可愛いからいいのですけど、「早くいこ!」圧すごいです。
なんだかんだで、結構興奮してパニくっています。「疲れないか?」とよく、母につっこまれてますね。
何歳になってもトイレ失敗
これは一番意外でした。頭のいいことは間違いない。飼い主の要求や感情を理解することにも驚くほど長けているし、忍耐力も素晴らしい。
しかし、何か予想外のことがあったとき、4歳まではしょっちゅうトイレを失敗していました。(一人で留守番している時限定)
子犬時代のように、“どこでも、のべつ幕無し”ではありません。ちゃんとトイレでします。
が、興奮しているのでしょうね、焦ってするから前足がトイレからはみ出してシャーといってしまうのです。酷い時は大部分はトイレ外です。
もらしそうなところにシートをひいておくなどの対策はしていますが。トイレの失敗の他に、部屋の中も荒らします。
(ちなみに、我が家は二階建ての住居で、1Fはほぼ自営の仕事場であり生活空間は2Fです。ゴルの住処は2Fのダイニングキッチン(20畳ほど)です。その中にトイレ、クレート、ベッドがあり、日中はそこに一匹でお留守番です。)
8時間くらいお留守番なのよね
うちの愛犬を例に出しますと、どういったときに失敗するかというと以下です。
- 雷
- 初夏(暑くなりはじめの6月~暑さが安定するまでの2週間くらい)
- 情緒不安定になっている・ストレスがたまっているとき
雷が大嫌いですから、(三年目くらいから怖がるようになりました)一人だと相当パニックになるようです。雷の激しさに比例して暴れまわり方もひどくなります。
ゴールデンは暑さが苦手な犬種です。初めて迎えた年に、「今日エアコンをつけるかどうか」の選択で、結局つけずに想像以上に部屋が暑くなってしまったトラウマがあったからではと考えています。
ですから夏は、人間には寒いくらいの時期からつけはじめ、一度つけたら晩秋まで消すことはありません。設定温度も、人間にはかなり寒いので、母なんて夏は居間に入れません。申し訳ない!
また、雨続きで十分な散歩量が確保できない、私が忙しくていつもより構っていない、もしくはサンより魚(飼う方)に心がいっている、私がイライラしている(あたってはいないつもりだが…やはり違うんでしょうね、反省)など、超敏感に察知します。恐ろしいくらいです。
逆に、サンに元気がないので、「ああ、私が情緒不安定か」と気づくこともあります。
台所には侵入する(ダイニングキッチンで、キッチンにはゲートを設置。普段は入らない)。
扇風機は倒す。ソファも動かす。インターフォンは壊す、水皿はひっくり返すで、まあー激しい時はちょっとしたものです。
これも、5歳から滅多にありません♪
雷恐怖症などは、年をとったらますますひどくなる説もあります。雷はしょうがないにしても、一度しつけが完了しているのに、何かあればまた失敗するというのは意外でした。
ネコみたいに、一旦しつけしたら、もう失敗はないものだと思っていました。4歳までは、1年間で約1ヶ月分は「やらかしてないかな…」と心配している気がします。
※トイレの失敗に関しては、うちの愛犬が「分離不安」であるからの行動だと思われます。
ちゃんと落ち着きのあるわんちゃんであったり、家の中にトイレを置かないなどの場合は、心配することはないでしょう。
君、何歳になったよ
(犬だって、色々あるのよ)
基本、自分至上主義よ
これは、あなたが病気になった時、多いに感じることができるでしょう。想像してみてください。健康にはある程度自信があるので、ちゃんと一年365回×2回散歩に行きますよ。
雨の日も雪の日も…さすがに台風やブリザードはアレですが、それでも一年に2回と落としてないんじゃないかなあ。
途中から大雨に降られた日には、拭き掃除と風呂確定。腰でも痛かったりすりゃ、舌打ちしたくなりますよね。当人が無邪気に遊んでいるだけに。
帰ったら、掃除、風呂、ドライヤー、また掃除、すぐご飯要求。トイレ。こんなことは日常茶飯事。
こんなに愛しきゴルに尽くしている飼い主。2~3年に、ほんの、ほーんの一回くらいですよ。ワクチンの副反応で39.3℃の熱発。こんなの中学生くらいぶりだからその気持ち悪さといったら。
ゴルもいつもと違う飼い主にちょっと心配そう。(というか興奮気味) しかし、夕方にもなってみれば、さっきの心配はどうしたことでしょう。
徐々に具合悪くなっていく飼い主に対して、明らかに「そろそろ散歩は?」モードじゃありませんか。
「いや~ごめんさすがに今日は…ゴホゴホ」なんて必死で声をひねり出してみれば、既に散歩グッズなど用意され、キラキラお目目で外出体制になっているじゃありませんか!
まあ、一回くらい行かなくてもいいのですが、やっぱり行ってしまうんですよね。(飼い主もバカ)
結局、39.5℃をたたき出した10分後、母も付き合ってくれて無事、行ってまいりました。何だかんだ一時間近くも行ってるし。
でも、そんなことばかりじゃない。いや、ばかりですが、たまには本気で心配してくれ、守ろうとしてくれますよ。多分、その線引きは「飼い主がマジでヤバいか、まだいけそうか」なんではと思っております。
“コンコン(咳)” あー具合わる
(まだ全然いける)
変に律儀
ちょこちょこ律儀な面があります。
- 飼い主が大事にしているものは手を出さない
- ベッドに上がるときやトイレに行きたいときは許可をあおぐ
- 自分のもの以外では、ボールペン一本でも踏まない
- 飼い主の指示に対する「ごほうび」おやつには、成功しないと手を出さない
雷などで、暴れん坊な時も、なぜか飼い主が大事にしているものは手を出したことがありません。例えば、観葉植物。毎日霧吹きしながら声掛けをして面倒をみているのがわかるのだと思います。
その隣に並べてある、扇風機やミニテーブル、水皿などは荒らされますから。
そんな線引きして暴れてるんなら意外と冷静なんじゃねーかと思いますが。不思議です。
居間に人間用の低いセミシングルベッドを置いて、彼のリラックススペースにしているのですが、乗りたいときは必ずこっちを見ます。
「ベッド」と言えば、安心してのぼります。毎回、何を今さら…と思うのですが、私も母も一緒に使っているからかもしれません。
ベットに自分のもの以外のもの、例えばボールペン一本でもあれば困ったようにこっちを見ます。
ペンなどは単に身体の下にあると居心地が悪いからなのでしょうが、クッション、服、毛布など、彼の大好きな柔らかいものも、自分が見なれないものは絶対に踏みません。
それに気づかないと、「そ、そんな律儀にィ」と思わずなでてしまうような、おケツが半分ベッドからはみ出した体制でちぃーさく丸まっていることがあります。
ですから、私の場所を取られたくないときは、スマホなど置いておけば安全。
親しくも礼儀を忘れちゃだめ
よね
犬のくせに
(しかし、単に場所の取り合い(陣取り)では、さっきの律義さはどこへー。絶対よけてくれません。)
また、トイレ時も確認とります。「行っておいで」でやる気だします。めんどくさいので、気づかないふりをしますと、しびれをきらして勝手に行きますが、する前にこっち見ます。
トイレに関しては、しつけの時のちびおやつをあげるというのが、そのまま習慣になっているので、「行きますよ=おやつですよ」という意味もあるのでしょうが。
最後に、「トイレ行っておいで」で、トイレが出なかった場合。この時仮に、既に用意されているおやつと彼を二人きりにしているとします。
でも、「飼い主の指示に成功しないと食べてはいけない」ことが教えなくてもわかっていて、絶対に食べません。
トイレ行きますよ
どうせおやつ目当てだろ
いじけ期間長し
デカい図体して、結構いじけます。ちょっとしたことで「こらこら」「おーいおい」なんてのは慣れきっている彼。
でも何かしらストレスがたまっていた時・不安に思っている時に、私も余裕がなくて、ガツンと叱ってしまったケース。一年に一回くらいあるのですが。
「ヤバい!!」と思ったときには遅し。お顔が…人間でいえば、目眉八の字、「泣き出す」瞬間、本当に。
「ご…ごめごめ言いすぎた。今日はたっぷり散歩行かせていただきますよ」と、大好きな散歩に行ってるときは、サンも無邪気。
しかし、“結構サービスしたんで、さっきのことは忘れただろう。あとはご飯やっときゃ解決だな”なんて、甘い甘い。
いつもご飯の後は仲良しこよしタイムなのに、どこか他人行儀。「何よ。ハウスになんか入っちゃって。犬みたいに。」
ハウスに入って目だけはじィーとどこか冷たくこちらを見ている。ああ!そうか、まだ怒ってたのね。
こうなったら、あの手この手で懐柔しても、うちのサンは許してくれないんです。「オイデ」と言えば尻尾降ってくるし、散歩もご飯も普通だし、でもどこかツーンとして、感情のない目をするというか。
…。
返って過剰に話しかけるのはストレスになるかと思うので、ちょっと離れて様子をみるのですが、面白いのは、ツーンとしているくせに、いつも以上に私のあとをべったりくっついてくることです。
トイレ、風呂、どんなに長くてもずーと待ってます。そうすれば、こっちもちょっと嬉しくなりますよね。「こいつめ~仲直りしたいってか?」なんて抱きしめようもんなら、「調子に乗らないでよ」と言わんばかりの冷たいお目目。超めんどくさいやつです。
お互い疲れてきますよ。一緒の部屋に2人でいると、空気が気まずくてしょうがないんです。圧を感じるし、正面からは許してくれない割に、後ろにべったりくっついてくるし、常に監視されてるし。
大げさじゃなく、私の周りの空気が動くのも見逃さない、といった感じです。
1ミリ動きましたね
まあ、最長で3日でしょうか。さすがに彼も疲れてくるのか、さみしくなってくるのか、向こうから寄って甘えてくるんですよね。それで愛を深め合って解決です。(3日ぶりだから、もみくちゃ後にはぼろきれになるサン氏)
いやー、長かった! 二度と同じ思いはすまい、させまいと決意するのですが、やっぱ一年に一回~はやっちゃいます、ごめんね。
母に言わせれば「みてれば、ほっんと人間と一緒だね」だそうです。
私、本当に世のお母さま方を尊敬いたします!言葉が通じないとはいえ、犬でもこれなのですから、さぞ子育てって、大変なものなのだろうなと思います!毎日、お疲れ様です!!
意外に体力ない
これも意外でした。私も飼う前は、ゴールデンについてかなり調べたのですが、大抵は「運動大好き」「散歩は一日1時間×2回必須」「運動量は多め」などの知識を持って臨んだのですが。意外にすぐ疲れる。
ただ、これは、かなり個体差があるのでしょうね。もしかしたら、サンがちょっと心臓弱いのかもしれませんし…例えば公園でボール遊びをそれなりにさせて、トータル一時間だと、かなり疲れます。帰り道は数回休憩しないといけません。
ボール投げなどの、体力を使う運動も興奮して遊んでますが、わりかしすぐ飽きます(疲れます)。
自由にできるスペースでは、走るより、くんくん、そこらを嗅ぎまわっている時間の方が圧倒的に長いです。
また、真夏は夜でもしんどい。これはわかるのですが、5月下旬など、まだ20度以下(東北ですので)なのですが、結構体力的に厳しいみたい。
行きはよいよい、帰りはこわい状態です。10分の帰り道に休憩5回くらいすることも。
それは一年目からでした。他のゴル飼い主さんに聞いてみても、サンの体力がなさすぎるのか、いまいちわからないところです。
雨の日に家でプロレスごっこやボールなげ、引っ張り遊びなんかをしていても、10分もしないうちに疲れます。
大型犬は成長が早くて、心臓にかかる負担も大きいので、年取ったらなおさら、絶対に無理させないようにと心がけています。
もっと遊ぶ!/やりすぎダメ!
思った以上に人間より
嬉しいくらい、人間よりです。母に言わせれば、「小学校1~2年の男の子」がいる感じだそうです。しゃべらないのが不思議なくらい。感情表現も豊かで、表情も軽く10種類はある。
人(犬)生、絶対悟ってるよね、というような老成しきった時もあるかと思えば、目をキラキラさせて、一生懸命に何かを訴えてきたりして。いじらしいくらい全身全霊で愛情をぶつけてきてくれます。
そして、おならが臭すぎる。飼い主がせこせこ仕事をしている横で、ぐだ~と寝ながら強烈なのをやらかします。(大抵無音orぷすー。)
フードは何回か変えたのですが、いつもくっっさいので、食べ物ではないかと。「実」が近いような(失礼いたし!)臭さです。
スカンクのおならを嗅いだことはないですが、その三分の一はあるんじゃないだろうか。思わず、おケツをぱーんとたたきたくなります。
(ちなみに、臀部はどこにあるの?ってくらい小さいんですよ。後ろ足部分がそこなのか、ちょっと不明です)
ぷゥ
うぎゃぁ
まとめ
この内容は、ゴールデンに限らず、どのわんちゃんにもあてはまる部分もあるかと思います。
読み返してみると、デメリット系統が多いですね。「こんなゴルにあたったら大変だよな…」と思われた方!
まず、私のしつけが悪かった部分も大きいかもしれません。何しろ手探りでやっていたので、知らず知らず、サンを傷つけていたこともあるかと思います。
その子がどんなわんちゃんに成長してくれるのか、性格や育った環境というのは、やはり小さくはないとは思いますが、でも、こんなに一見、大変そうな(?)と思われるうちの愛犬でも、大変さ:1 かわゆさ:99 ですよ。
大変さはデメリットではありません。また、人間に寄り添おうとしてくれるからこそ、こんなに悩ましてくれたり、心配させてくれたりするのだなあ、と嬉しくも思います。
大型犬との生活を夢見る方に、少しでも参考になりますことを。
掃除必須だからいつもキレイ!