長毛大型犬の抜け毛は結構なもので、毎日の掃除はかかせません。掃除グッズも沢山ありますので、私も今まで10種類以上は買いました。たくさんありますが、評価はさまざま。
面倒くさがりな私の最終的な結論は、「掃除機」と「雑巾水拭き」と「コロコロ」の三つがベスト!となりました。が、それでも一応、今まで使ってみたグッズの使用感をご紹介します。
大まかな対象はフローリングと、二種類のカーペット(A: ポリプロピレン(:麻のように頑丈で目の細かいループ素材。毛がよく入り込む)と、B: ポリエステル(:よく安価で出回っているサラッと肌心地の良い、毛足の短い素材)です。
文章でまとめましたが、長いので先に表にしました。まずはフローリング編。
あくまで私個人の感想です
掃除グッズ | 対 フローリング |
---|---|
掃除機 | 当たり前に一番優秀。 |
ワイパー | 全て除去するのは無理。シートの取り換え面倒。 |
雑巾(水拭き) | 掃除機ともに最強。 |
扇風機 | 風を回して散らばり毛の吹き溜まりを作る用 |
そして、2つのタイプのカーペット編。(※下記に掃除グッズの図があります)
掃除グッズ | 対 固いループカーペット | 対 毛足短いポリカーペット |
---|---|---|
プラスチック二枚刃の掃除クリーナー | 〇 取れる、満足 | 頻繁には傷めそう |
エチケットブラシ素材のローラー | ✖ ほぼ取れない | 取れる。ちょい面倒部分も |
たわし | △取れるが、疲れる+面倒 | 傷めるので不可 |
ゴム素材の掃除グッズ | ✖ 取れても少量 | 取れるが疲れる |
固いスポンジ状の毛取りグッズ | ✖ 全く取れない | 取れるが疲れる |
人間用の獣毛ヘアブラシ(豚毛) | △⁺取れるが、疲れる+面倒 | 傷める不可 |
洗濯編。
服についた毛の除去グッズ | どれくらい毛を集めてくれるのか |
---|---|
ランドリースポンジ | ✖✖✖ 全然意味なし(※うちのゴールデンの毛の場合です) |
さて、一つずつ文章で見ていきたいと思います。
フローリング用掃除グッズ
掃除機(フローリング)
満足度:★★★★★
当たり前ですが、最強アイテム。毎日2回かけるとベストなのですが、なかなか暇がありませんよね。朝かけても、結局犬が一日中いればたまるので、私は今では散歩後の一回です。
それでも疲れて面倒な時は、毛玉がたまるポイントをおさえているので、(毎回同じところにたまります)そこだけちょこちょこっとかけたりしています。
掃除機は“風が起こるのでかけ方によってはかえって不潔”説、“抜け毛のゴミが掃除機槽にたまると臭くなる”説、という方もいらっしゃいます。
ずぼらな私としては、掃除で風が起こるなら、ワイパーや雑巾でもたちますよ、と思いますし、臭いうんぬんは、じゃあペット用の安い掃除機を買えばいいんじゃないの、と思う派です。
ワイパー(フローリング)
満足度★★
うちはフローリングです。フローリング用ドライタイプ、ウェットタイプ、またはペット用タイプなど、様々試したのですが、どれもあまり変化がないような気がしています。
また、ワイパーだけで完璧にきれいにするには結構労力を使いますし、やり残しが必ずでます。
ガーっと張り切ってやると、かけている先から風が起こって毛が逃げます。ですから今は使っていません。掃除機ONLYです。
使用後のシートをみると、それなりについてはいるのですが、掃除機にはかないません。
6畳以上の部屋ですと、かえって面倒くさいのと、シートがを使う量も気になります。また、シートを付け替える作業が面倒+汚いのと、腰やられます。
ただ、犬の濡れた足跡が床に少しくらいついた時は、わざわざ雑巾も面倒なので、ちょこちょこっとワイパーかけます。
でもウェットタイプでも、すぐ水分なくなるんですよね。私はウェットを信用せずに、わざわざ霧拭きでシュッシュしてから使います。
雨の散歩後など、「今日はがっつりきれいにしようモード」の時は「掃除機→雑巾がけ」のシンプル派です。
雑巾(フローリング)
満足度★★★★
何だかんだ、昭和生まれなのでしょうかね~。結局のところ、私にとって掃除機+雑巾水拭きがベストであり完璧なのです。
雑巾の水拭きに比べたら、ウェットワイパーなんて、ひよっこという感じ。(ワイパー愛好家の方、ごめんなさい)
広い範囲をガーっとできるのも爽快感。ただ、事前にちゃんと掃除機をかけておかないと。雑巾についた毛の除去が面倒+汚い。
そして、膝をついての作業なので、黒くなるわ痛くなるわ…そこだけマイナスです。
ある程度広い部屋なら、子供時代のように、膝をつかずに四つん這いでダーと走っていけばいいんでしょうけど、(となりのトトロでサツキやメイがやっている、あれです)今ではさすがに体力が…。
祖父母の家は、長い、長い縁側があったので、昭和の子はよく兄弟で競争したと思うのですが、今の子供はやったことあるのかな?子供にとって楽しすぎる遊びの一つだったのですが。
今思いついたのですが、犬に教えれば雑巾がけくらいできそうですよね。一緒に掃除も楽しそう。というか、ちょっとは自分で掃除してくれぇ。
雑巾の水拭きは、やりすぎるとフローリングを傷めるので毎日してはいけない、と言いますけれど、私がやるのはせいぜい「雨の散歩後」、「お客さんがくる前」、「お盆年末大掃除」くらいなので。うちでは2~3週間に一回でも、結構キレイを保っています。
今からでも雑巾かけ覚えるか?
股関節やられそうだからいいや
扇風機(フローリング)
満足度★★★ (首が下向きのみ)
これは、番外編なのですが、風を回して一定の空気の流れをつくり、毛玉を集めやすくするためです。
夏に、犬用に首を最大限下に傾けて回していたところ、床に散らばっていた毛がキレイに数か所にまとまっていたのを発見しました。
この時から冬以外は下向きで回しています。冬はサーキューレーターをかけるのですが、暖房の効率化のためなので、当然ながら首は上向きです。床をみたのですが、やはりちょっと散らばりがみられます。
まあ、抜け毛のため、というよりも犬のために扇風機をかける方が多いと思いますので、こんな利点もありましたよ!という扇風機のお話でした。
カーペット用掃除グッズ
コロコロ(カーペット、洋服、クッション、毛布類)
満足度:★★★★★ (固いループカーペットは使用せず。永遠と紙を消費するため。)
洋服やクッション、犬用毛布などに付く抜け毛の除去にベストな掃除用具。発明した方に感謝状を贈りたい。
やりすぎると生地表面の素材を傷めて、更に毛が付着しやすくなることも。「最後の一本~!」まで頑張らずにほどほどにコロコロしましょう。
網目がループ状の固いカーペットには使用していません。そういった素材のカーペットには死ぬほど毛がつき入り込んでいるので、いくらコロコロしても終わりがないからです。
別の掃除グッズで90%除去した後の仕上げで使うにしても、相当量の紙を使います。(どんだけ汚いのか恐ろしい…)
また、うちでは現在百均(2ロール入り)のものを使用しているのですが、ホームセンターなどで買うちょっとだけ高めのものの方が、やはり粘着力が高いです。
かといって、粘着性が高くても、上記したように生地表面を傷めるので、百均ので十分です。ちなみに、数種類の「ペットの毛用コロコロ」も使用してみましたが、はっきり言って違いがよくわかりませんでした。
やっぱり王者
プラスチック二枚刃の掃除クリーナー(カーペット)
満足度(固いループカーペット):★★★★
満足度(毛足短いポリエステルカーペット):あまり使用せず
割と最近出てきた、薄い半円型の掃除クリーナー。目が細かい刃と、粗目の刃のプラスチック二枚刃になっています。割と頑丈な、ループカーペットのラグに使っていました。
目のループに入り込んだ毛を完璧にとるのは困難ですが、サッとかけるだけでごそっと取れて気持ちいい。一回でビフォアアフターの見た目が全く違うので、これは満足度の高い買い物でした。
ポリの安いカーペットもとれますが、傷めそうなので使用していません。固いカーペットでも、使用頻度によっては傷めるかな、とも思います。
エチケットブラシ素材のローラー(カーペット)
満足度(固いループカーペット):★
満足度(毛足短いポリ素材):★★★★
洋服にかけるエチケットブラシ素材の掃除ローラーです。コロコロするだけで、内部に抜け毛が集めてくれ、お手入れも楽という商品。
まず、うちの固いループカーペットにはイマイチでした。内部に収納されているので取れているのですが、見た目があまり変わらない…?
と言っても、網目のギュッとしたループ状の素材に対しては、網目に刃なりが入り込んでくれないと物理的に無理だと思うので、まあこれは当然ですね。
毛足の短いポリカーペットは取れます。しかし、スムーズにコロコロできずひっかかったり、取れた毛の除去が結構面倒だったり、結局は粘着コロコロを使っていたりで、いつの間にか使わなくなりました。
何だかんだ、「掃除機→取り残しコロコロ」が一番楽かな、という結論に達しました。
でも、カーペットの素材によっては良く取れるいいものだと思います。何よりもエコで素晴らしい。粘着コロコロと違って、洋服類や車のシートはイマイチですので、敷物専用かなと思います。
私がズボラでなければ、すごく良いものなんですが
たわし(カーペット)
満足度(固いループカーペット):★★
満足度(毛足短いポリ素材):傷むので使用不可
「たわしでカーペットの毛が面白いようにとれる!」と聞いたので、ためしに亀の子たわしを使ってみました。
網目のギュッとつまったループカーペットに使用。確かにとれます。が、当たり前にカーペットを傷めます。
使い古しのたわしで試してみましたが、パフォーマンスが大分低下。たわしはちょっとなしです。
また、たわしに毛が入り込んで、取るときホコリが舞ってそうで不潔だし、しっかり入り込みすぎて取りづらい。
ゴム素材の掃除道具(カーペット)
満足度(固いループカーペット):★
満足度(毛足短いポリ素材):★★
まずはゴムボール状の掃除グッズ。丸っこくて、中に毛を収納できる(手動で)という手のひらサイズのもの。かわいい見た目にひかれて買ってみたのですが、網目のギュッとしたループカーペットには全然と言っていいほどとれませんでした。
今では行方不明です。しっかりと目がつまっている素材にはだめなのかな?
集めた毛を中ゴムボールの中に収納できて、毛玉ボールを作れる、ということにもひかれて買ってみましたが、カーペットについるのは、ペットの毛だけではない…汚い。
ブラッシングした毛で毛玉ボールも作った方が早いし。
ポリエステルカーペットはまずまず取れましたが、コロコロの方が早いです。一部分だけなら良いのですが、さすがに手のひらサイズのゴムを延々と…、翌日絶対腕が痛くなる。で、時間がもったいなさすぎる!これ、買う前に気づくべきでした。
多分、コロコロとの使用時間の差は五分の一以上違いますね。見た目がオシャレなので、ゆっくり、丁寧に掃除できる方はいいかもしれません。ただ、カーペット素材によって取れ具合が全然違うので注意です。
見た目オシャレだと、つい買っちゃいますよね
ブラシタイプの掃除グッズも買ってみました。ブラシの目が細長いゴムでできているブラシです。色んなお店で見かけますね。
う~ん、それも網目のギュッとしたカーペットにはだめ。全くダメとは言わないですが、しっかり力を入れてゴシゴシでないと取れません、それほど力を入れてもとれる分量は微妙、力を入れるのですぐゴム素材がやられます。
使うべき素材が合ってなかったのかもしれませんが、ゴムの掃除グッズは大抵お蔵入りになっています。ブラッシング用のグローブ型ブラシの方(突起がゴム)がよほど優秀でした。
グローブ型ブラシは、様々な素材のカーペットに幅広く取れる印象です。しかし、元々ペットのブラッシング用なので、強くゴシゴシすると突起のゴムがやられます。
固いスポンジ状の掃除道具(カーペット)
満足度(固いループカーペット):✖
満足度(毛足短いポリ素材):★★★
網目ギュッとしたループカーペットには全然ダメ。今までのもので一番取れず、一瞬で不要になったグッズです。こういった素材に使うものではないのですね。
ポリエステルのカーペットではちゃんと集めてくれました。が、何度も腕を使って往復するのが面倒になり、結局コロコロに分配が。それから即、行方不明になりました。
結局、取れても、何回も腕も動かすような掃除グッズはだめなんですよね。(性格によるかもしれませんが)確かに完璧に近いほど除去できますが、また犬が身体をこすりつけたりすれば、一瞬なんですもん。何より時間がもったいないと思ってしまいます。
人間用の獣毛ヘアブラシ(カーペット)
満足度(固いループカーペット):★★★
満足度(毛足短いポリ素材):使用不可
目のギュッとした固いループカーペット用に購入。百均で売っている豚毛のもの。これが、結構取れてくれるのです。たわしに持ち手がついた感じ。結構はまって、一番長く使っていました。
しかし、やはり欠点が。たわしと一緒で、ブラシに入り込んだ毛の除去が面倒くさい。
こういうものって、結局ホコリ他も、毛と一緒に絡めとるので、掃除グッズから毛を除去する際にものによっては、とても汚いのです。ホコリも一緒にボハッと舞います。ゲッ!絶対口内に吸い込んでしまった!
そして、何度もの往復ゴシゴシで腕が疲れます。加えて消耗も激しい。毎日やっていたら、一ヵ月もしないうちに交換です。
百均だから、とも思いますがやはり地球に良くないなあ、と心が痛んでいつの間にか却下。
あー腕が痛くなるぅ
いちいちすいませんね
洗濯用グッズ
ランドリースポンジ(洗濯時)
洋服に付いた毛はコロコロがベストですが、それでもやはり見逃しがあるもの。それを洗濯にかけてしまうと、他の物にも伝染してしまいます。
それを防ぐために、「洗濯槽に一緒に入れるとペットの毛を絡めとれる」という、ランドリースポンジなるものを購入しました。
当時は、洗濯後ですら付着してくる毛が結構なストレスであったため(今は大分慣れた)、すがるような気持ちで購入。
私としては結構高いお買い物だったのですが…、確か2個入りで5千円くらいだったような。
円柱様の15cmくらいの大きいスポンジです。
結果、まっっったく!取れませんでした。値段もあって、かなりの期待と不安を抱え、結果を良くするため、わざとコロコロせずに投入したくらいです。エ?!という感じ。毛が1~2本、スポンジから生えているくらいのもの。
それだったら、あえて毛が大量に付着する毛糸素材のものを代用した方がいいのでは…。
ただ、説明書によると、動物の毛の種類によって取れ具合が全然違うみたいなので、ゴールデンの毛はイマイチだったのかもしれません。
捨てるのも惜しく、洗濯機の上に収納されています。誰か欲しい人いないかなあ。
お掃除しやすいお部屋づくりを
結局、どんな方法が一番掃除しやすいのか?当たり前のことですが、「ものを置かない」ことなのです。また、それも関連して「掃除機がかけやすい」というのも、大きなポイントです。
うちでは、犬がいるダイニングキッチン(約20畳フローリング)に置いているものは、「犬トイレ」「犬クレート」「テーブル・イス」「ピアノ」「セミシングルベッド」「食器棚(小)」「運動器具(小)」「冷暖房器具」くらいです。
それをコの字型に配置、カーペット類は全て撤去。(TVは?TVはコードを犬にやられ、元々TVを見ないので、6年ずっとなしで快適生活)
私が感じた「掃除の時短ポイント」をちょっとまとめてみました。下記に述べた項目によっては、ご家庭のライフスタイルによっては無理があると思いますが、可能な限りのところで、参考になさってください。
カーペット類を考える
私はカーペット(特に毛がつく、ループカーペット)と戦うこと3年でした。テーブルセットの下に敷いていたものです。固い素材なので、気持ちいいのか、犬が身体をこすりつけたりして、とにかく掃除が大変。
また、どうしても部屋の床や空中に浮遊している抜け毛を引き寄せるんですよね。
これに対して、上記のような掃除グッズ使ってみましたが、このような編み目のギュッと詰まって毛が入り込むような素材に対しては、結局スパッと取れるものってないんですよね。
結局腕に力を入れてゴシゴシしなきゃならない。しかも、一回の「ゴシ」に対して、取れる範囲の狭さよ。そして、掃除グッズについた毛の除去の面倒くささ。
私の掃除方法は、まず掃除のヘッドを取ったパワー強いバージョンで可能な限り吸い込む→余裕のある時に掃除グッズ(→そしてめったにやらんが、コロコロ)となり、最終的にはほぼ掃除機のみとなりました。
三年目にして、やっと「果たしてこのカーペット必要か?」と気づいたわけです。愛犬が普段動き回る場所ではないし。テーブルとイスの脚による傷防止のものなので、テーブルの脚にはカットした布、イス脚には脚カバーをつければいいわけですよね。
そして、夢の撤去!!これでもう、長年のストレスから解放されました!掃除機もかけやすいし、大げさでなく、一日の時間の長さが15分は短縮された感じです。
もう、いっそフローリングだけにしたいけれど、冬は寒いし、愛犬が滑りやすくなって、腰や股関節に危険なので、全く敷かないわけにもいかないですよね…。フローリング箇所があるなら、『ペット用防滑ワックス』を塗布することをおすすめします。定期的に塗らなければならず、ちょい面倒ですが、滑りが軽減します。
うちでは、愛犬がよく活動するところはジョイントマット、他フローリング+ワックスにしております。ジョイントマット汚れたら気軽に捨てやすいのもいいです。
ちゃんと20畳全面に、犬用の防滑・防水の床材を施工して敷きたいところですが…。
色々汚れ易いので、洗えるマットはポイント高し
これからカーペットを購入されるのであれば、最低カーペットの素材だけは気を使われたほうがいいと思います。
素材によって、掃除内容が全然変わってきます。またどんな素材でもカーペットには毛が付着しやすいので掃除回数が多くなります。高いものを買ってしまうと、掃除によって早く傷めるので、もったいない。
うちの犬のリラックススペースはベット(人間用セミシングルで人間と一緒に休める)なので、カーペットの汚れは少ないですが、カーペット上が犬のリラックススペースですと、汚れ具合がひどいので、新品交換頻度も多くなるでしょう。
犬のリラックススペースをカーペット上にしない、床派であれば毛がからみにくいマットを敷く、というテもおすすめです。
身体こすりつけるとこがなくなった
常時置く物を少なく
掃除の基本ですが、家具などの大きいものはしょうがないにしても、これからちょっとしたテーブルや電気製品を買う際は、「本当にこの部屋に必要か?」「掃除しやすい(掃除機のサッドが極限まで入りやすい)サイズ・形は?」なども考慮されると。
電気製品も、その形状によっては内部まで結構毛が入り込みます。それによる劣化が早いですし、毛による汚れもあります。
うちでは必要最低限の大きいものだけにしており、こまごましたものは置きません。
コの字型に家具があって、真ん中が広くて何も置かず、犬とのプロレスごっこスペースになっております。これもできる限り、でおすすめいたします。
犬がいる方が部屋がキレイなんて、想像できませんでした
♡
常時置くものは四角いものを
掃除機ヘッドがぴったり回り込めない丸いものよりも、四角いものが掃除しやすいです。当たり前ですが。
ま、そもそも丸い家具ってあまりないか。
掃除機のヘッドが入りやすいよう家具周りをスッキリと
掃除機ヘッドにこだわりますが、毛はどこまでもどこまでも入り込みます!家具同士をピッタリつけたとて、その間に絶対入っています。(そこまでこだわらなくてもいいかもしれませんが…)
家具同士の隙間が狭くてヘッドが入らないと、いちいちヘッドを取り外してガーとやってまたヘッドをつけて…あぁ、面倒くくさい!
10秒の時間と労力を無駄にしてます。
犬の毛がつきそうな犬グッズは一ケ所にまとめる
犬用のクッション、毛布、ベッドなど毛が付く素材のものは、なるべく一か所にまとめておきましょう。もちろん床にも散らばるのですが、当たりまえに犬のものが一番ヤバいです。
そこから伝染し、空中にも浮遊し…うちではベッドがやばいゾーンですので、ベッド上に犬のものを全て置いています。定位置を一か所にしておくと、掃除もしやすいし、部屋中に散らばる範囲もちょっと狭くなります。
ぬいぐるみもベッド?
あ、それは臭いからいいや
ゲージで進入禁止区域をつくる
これも可能であれば。うちの犬部屋はダイニングキッチンで、おしゃれなアイランド型などでないため、キッチンへの入り口が1mちょいくらいです。
そこにゲート(人間の赤ちゃん用にもある、あの犬タイプ)を設置して、侵入禁止区域にしています。
犬が来たてでまだ家の構造に慣れていないうちに、侵入OK・NG区域を決め、きっちり線引きして教えておくのがベストです。教えれば、犬は絶対に入りません。
しかし、さすがにダイニングキッチンは、一つの部屋のようなものなので、人間がいる時は入りませんが、一匹の時は…?ゲートがなければ「食べ物に関連した場所」と知っていれば入るでしょうね。
ゲートは素晴らしい。おかげ様でキッチン部分は、毎日掃除機かけなくても、犬の毛が気になりません。キッチンに毛、本当に最悪ですもんね。
(でも情緒不安定児時はゲート侵入してます。なぜか、ゲートを押し倒すのではなく、ちゃんとドアを開けて入っています。どうやって?ドア開けるの、結構難しいんですよ。恐ろしいけど見てみたい)
扇風機で毛を誘導
これ、わざとやっていたわけではないのですが、夏に暑がる犬用に、扇風機の首を下に向けて回していたんです。そうしたら、床に縦横無尽に散らばっていた抜け毛が数か所に吹き溜まりとなってたまってくれることに気が付きました。
実際、扇風機を回していなくても吹き溜まりでたまっているのですが、床への細かい散らばり具合が結構違いものです。
ですから、ずぼらは私は部屋の隅(吹き溜まり)を中心に掃除機をかけて、部屋の真ん中はかなりの適当です。
ただ、床に置いているものが多い場合や、敷物を広い範囲で敷いている場合はかえって逆効果であるかもしれません。特に敷物に毛が集中しそうです。
必ず同じとこに溜まるのよね
まとめ
さて、私も毛と戦うこと6年で、はじめの3年くらいまでこそ、色々な便利グッズに目移りして購入してみました。
しかし最終的にどの掃除方法に落ち着くかは、飼い主の「ズボラor神経質」、「時間に余裕があるorなし」、「どこまで完璧にやるか(気になるか)」によって、選ぶものが大分異なることでしょう。
私は、毛に関しては結構神経であるものの、やはり元々のズボラ性格が勝ったものか、チマチマした手のひらサイズの掃除グッズの扱いが徐々に面倒になってきました。
どんなに取れる商品であっても、結局は、対象物のサイズによって何度も腕を動かさなければいけないところ、これに毎日ある程度の時間と労力をかけることがもったいないと感じてしまったのです。
その点掃除機は、そんなチマチマした作業でなく、ガーとかけれる爽快さ。取り切れないところはもうコロコロ一択。この二大アイテムで取り切れないようなものは撤去。これが私の中のベストです。
そうと言っても「このカーペットをどうしても敷きたい」、「お年寄りや子供がいるからフローリングだけは無理」など、もちろんのことでしょう。
私も最終的に撤去した、ループカーペットについては、母が気に入って買ったもので、撤去するのにかなり譲歩してもらいましたもん。申し訳なし。
でも犬の掃除担当は私。毎日のことですから、やはり可能な限りストレスのない掃除ライフを過ごしたいものです。みなさまも、ベストな掃除グッズに出会えますよう!
毎日頑張りましょう!