アウトドア素人でも愛犬とキャンプを楽しむ！㊦【夜～翌朝編】

一年ぶりくらいに母と、サン(ゴールデンレトリーバー♂)とキャンプに行きました。前回の【日中編】に続き、今回は【夜～翌朝編】です。愛犬とキャンプに行ったらこんな感じ、というのが少しでもお伝えできれば嬉しいです。

焼き芋の危機【19：30～】

無事救出された愛する焼き芋

写真の赤矢印は「風向き」の天気記号ではありません。嚙みちぎられたアルミホイルの残骸なのであります。つかんでいるのは哀れな焼き芋です。

愛する焼き芋になぜこんな危機が生じたかというと、こうなのです。

サンとゆっくり散歩から帰ってきて、少し涼しくなったので、焼き芋ができるのを待っている間にコンロの隣でうたた寝してしまったんですね。

気持ちよく寝ている時に、「ザッザッザッ」という、耳障りな物音が聞こえてくるのです。

「ザッザッザッザッ」の後、数分シーン…として、また「ザッザッザッザッ」、シーン…の繰り返し。

半分夢の中なので、この辺、駐屯地でもあんのかなぁとボヤケながらも１０分ほど我慢していたのです。でもまたザッザッ…

これは何かが起きている！と思ってガバっと起き上がったところの光景が、下のイラストです。

この瞬間を写真におさめられたら、ほんとに面白かったのですが。今まさに、サンが焼き芋一本丸ごとを口にくわえて巣穴に持って行こうとしている瞬間でした。

目がバッチリ合って、「ゲッ！！」と思ったであろう瞬間の顔丸出し。

サツマイモと一緒に焼いていたジャガイモはやられておりました。コンロから少しずつ咥えて運び、自分のテリトリーで食べていた音だったんですね。

炭火はほぼ消えていたから怪我がなく、本当に良かった…。

失敗、失敗、キャンプ中は、野生動物もいるでしょうから、食べ物が出ている状態では、いくらそばにいても、うたた寝は要注意ですよね。反省です。

サンも大好きな焼き芋、彼がキャンプ中一口も食べれなかったのは言うまでもありません。(先にサツマイモから食べれば良かったのに)

夜になって雨が降ってきた【21：00～】

さて、本格的に暗くなる前に、お掃除点検して、食べ物は車に入れちゃおうね。寒くなってきたから、ちょっと炭火も足して、まったりしようか？今日は星空見えるかな？

やはり、キャンプでの星空は別格です。隣に愛する毛玉がいてくれたら、絵本みたいに、一緒に夜の空中散歩にも行ける気がする…。「ほらサン、空見上げてごらん」

…ぽつり、ぽつり。「…雨ですな」「雨ですね」

このくらいだったら止むかもしれないね、飼い主は一旦テントに避難します。サンもよければおいで！

ちょっと飼い主ひと眠り。一時間も経ったでしょうか？ザーザー音で目が覚めました。

あれ？テントの入り口開けておいたのに、サンが入って来ない。「サ～ン！？いるの？」

気配はするが、呼んでも来ず。心配になって、テントから乗り出してみると。

サンを繋いでいるチェーンが、重いコンテナボックスを巻き込んでいて、チェーンの長さが足りなくなり、テントに入って来れないという事態でなっていました。

ひゃー、ごめんごめん！無事救出。本当にごめんねぇ。

今回のキャンプは雨、しょうがないですね。テント内は多少モァ～としているので、サンのために入口は少し開けて置き、さあ、本でも読みながら寝るしかない。

しかし…雨が入ってくるのと、虫が入ってくるのが気になってなかなか寝れない…。テントを閉めたいものの、サンにとっては空気薄で暑そう。

しょうがないので、頭だけ出してやって、ギリギリまでテントの入り口を閉めて解決。よしよし、今夜はまん丸おケツと一緒に寝ることにしよう。

雨がテントにあたる音が心地よく…やっと寝れる…。

雨、虫、いろいろ 　辛いんですが

悪いけど頭は犠牲になってくれ

翌朝も雨…【4：00～】

ここにいたかトレぺ君！

朝４時頃でしょうか。翌朝も雨…寒い！クシャミ！鼻水！トレぺ、トレぺ…？あれ、ここに置いていたはずが…？(私は常にテッシュなしでは生きられない)

テント内ではいつもそばにいてくれるトレぺが見当たらないので、私にとっては大変な事態！ガサゴソ、小10分は探しまくったでしょうか。相棒が、サンの枕にされているのを発見。

枕、ちゃんと別にあるじゃないかよ…ぐっすり眠っているサンから取り上げるわけにもいかず。もちろん湿ってるし。あーあ。

ザーザー降って来た！後片づけの悲劇【６：30～】

やまんですなぁ…

雨は…やまないか。結構ザーザーだなぁ。遠くまで暗～い空、今日はもう諦めた方がよさそうです。

決断が大事よね。大雨での撤去作業は、今回のキャンプが初めてでした。失敗したのは、濡れた毛布やらを入れるデカいビニール袋を用意してなかったこと。テントから車に入れるまでに濡れちゃうんですよね。もちろん、車内も最悪。

次から、持ち物リストに入れておかないと。トランク内にもブルーシートを敷いておけばよかった。

短時間で、適当に車内に押し込んで、さー帰りましょ。

雨の中片付けている時は「あ～もう！」とか「やだやだ」とか、イライラブツブツ言いながらやってるんですが、いざ大量のものを車内に押し込んでトランクをバンっと閉めた時に訪れる爽快感！

「やってやった！」「雨の中でも、立つ鳥、後を濁さず！」

帰りの運転は、意外に清々しく帰れるものなんですね。

帰りましょ【7：00～】

狭くてすんませんね

帰りの車内。雨で濡れて、無理やり押し込まれた道具たちにより、居場所が狭まるサン君。でも逆に狭くて安全かもね。

疲れたでしょう、ゆっくり寝て下さいね。しかし後ろがほぼ見えん。

おまけ【帰宅後】

リラックススペースを奪われる

無事帰宅です。まだ雨降ってるよ～。帰ってきたら、サッサと物を干したいよね。

テントは一番大事。うちは庭が狭いので、テントは家干し。今回は、扇風機もかけた方がいいかな？

サン、疲れてるとこ悪いけど、ちょいどいてくれい。テント内で遊んでもいいよ♪

最後に

今回は夜から雨が降り続けだったので、５分の１くらい、楽しみ減でした。キャンプって定期的に行ってると物事がサクサク進んでいくのですが、久々に行くと、忘れ物があったり、ハプニングがあったりと、何かスムーズにいかないんですよね。

私は毎回「サンとキャンプ日記」をつけていて、これが後で読んでも楽しく、また次回行く際にとても参考になるのです。

“去年の今頃の気温って、どんな服装がベストだったっけ？”　、“これは使えないアイテムだったから次から排除しよう”、など。以下の内容を書いています♪

しかし、犬と一緒のキャンプはすごく楽しい！…ながらも、どこか慌ただしい面もあるのは私だけでしょうか？多分、BBQした後に、ゆっくり2時間くらいゴロゴロするのが夢なのですが、それがいつもできないと。

何となく、いつものように「散歩時間」に追われてしまうんです。暗くなる前にゆっくり散歩に連れて行かなきゃ、と焦って100％リラックスできないのですね。

時間の使い方が悪いのかなぁ。

ま、でも、夜に星空を見上げながら、特別な時間を過ごせるので充分なんですけれど。寝れない夜は、また愛犬と深夜の散歩に行ったりなんかして、一生の思い出になります。

何より、愛犬がすごく喜んでキラッキラしていることに、とても満足。自然の中ではいつもとちょっと違う一面も見せてくれます。

まだ行かれたことがない方は、ぜひ検討してみてください！

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愛犬とキャンプ【㊤ 持ち物・注意点編】【㊥ 日中編】です♪