犬の散歩グッズの中身は?必須アイテムと便利アイテムを細かくご紹介

愛犬と仲良く散歩に行く飼い主
愛犬の散歩グッズが重いマンガ

犬を飼う醍醐味、毎日の散歩。面倒くさいなァと思う時もありますが、愛犬が外でだけ見せてくれる姿は本当に魅力的♪子供っぽくはしゃぐ天真爛漫さと、野生に戻ったようなカッコよさを見たくて、しょーがなく重い腰を上げてしまいますよね。

さて、みなさんの散歩バックの中身、気になるところですね。うちの愛犬は、ゴールデンレトリーバー♂です。(したがって、水などの量は多めに設定です)

毎日の散歩に必要なアイテムと、便利アイテムを私の経験から、細かくご紹介します。これから散歩デビューされる方は、ぜひ参考にしてみてください。

サン

ぬいぐるみもいい?

ひろ

容量なし

目次

必須アイテム

犬の散歩に必要なアイテム

散歩バッグ

当たり前ですが、散歩バッグです。とにかく収納箇所が多い、ガバっと入って取りだしやすい大きい口、両手が自由になる肩掛けがおすすめです。

帯に短したすきに長しで、ベストのものって結構ないのですよね…。

落ち着きのあるお利口君であればいいのでしょうけど、うちのサン(愛犬)などのやんちゃ、落ち着きなしの場合に、う〇ちをした場合など。

車の状況を見て0.1秒の素早さで事を運ばにゃいけません。(う〇ちつかみ取り選手権、自信あり)

いくらオシャレなデザインでも、その都度チャックやボタンを開けて…なんて面倒くさい作業を強いられるバッグは敬遠しておきましょう。

収納場所も多い方が◎。家の鍵、おやつや水などと、う〇ちは別々に収納したいですからね。(私は大雑把=だらしないので、気づいたら全部一緒くたになってますが)

特に大型犬の場合は、う〇ち収納箇所は、デカいスペースが欲しいところです。

水も取り出し頻度が高いので、サイドに水ボトルが入る収納ポケット付きがおすすめです。

ひろ

サイドポケット重視です

リード・首輪/ハーネス

首輪にするかハーネスにするか悩む飼い主

これがなきゃ始まりません。首輪にするかハーネスにするかですが、首輪は、強く引っ張れば愛犬の首に負担がかかってしまいます。

でも、しつけ中は飼い主の指示が伝わりやすいというメリットもありますので、様々ですよね。犬種によっても、それぞれメリットがあるようです。

伸縮タイプのリードは、小型犬やお利口君であればいいのかもしれませんが、危険度が上がります。

ストップボタンがひっかかって作動しなかったり、とっさの時に飼い主の判断が遅くなるなどの事態も想定できますから、うちのやんちゃ君には絶対に使用できません。

ちょっとでもやんちゃな子は、丈夫で安定性のある布製のものをおすすめします。

ひろ

私は、首輪もハーネスも
使います

各種札類(犬鑑札/狂犬病予防注射済票/迷子札)

愛犬を市区町村に登録した時に交付される「犬鑑札」と毎年一回の「狂犬病予防注射済票」の装着は法律で義務付けられています

万が一、迷子になったときも、これがあれば探しやすいということもあるので、外出時は必ず装着です。

今時、日本で狂犬病っているのかな、と思ってしまいますが、「野良犬=狂犬病ダイジョブ?」と一瞬考えてしまいますよね。

もし迷子になった愛犬がボロボロ・ふらふらになって他人に発見された場合、狂犬病注射済の札があれば、ひとまず触っても安心と思ってもらえる、ということもあると思います。

まいご札があれば、更に安心!特に散歩デビュー当初で、愛犬が外出に慣れていない場合は、つけていると“もし”の不安感が全然違います。

じゃらじゃらたくさんあるので、いちいち装着するのも面倒になりがちですが、全部一緒に収納できるオシャレなホルダーもたくさんあります。

つけているとテンションも上がります♪

う〇ち袋

ビニール袋を素早く使用するためのアイディア 
バッグへの収納は、ぐしゃぐしゃの左が正解。
サッとつかめるので◎なのである。

今まで何千枚お世話になったであろう、う〇ち袋。これに関しては、ちょっと語らせてください。

まず、様々なタイプのものがありますが、コスト・丈夫さ・使いやすさにおいて、私は百均の一番小さいサイズのスーパー袋をおすすめします。

同じ百均でも、ペット用の専用袋だと、薄いのですよね。あの温かさと形がダイレクトに…。(破れたことは一度もないですが)

上述しましたように、やんちゃ君においては、この「つかみ取りタイム」にどれだけ素早く対応できるかが結構な重要ポイントであります。この時、飼い主は無防備。時間がかかれば、下記のような危険が想定できます。

・飼い主頑張ってる最中に、車が通る

・〃 小さい子供やお年寄りが愛犬を触ろうとしてくる

・〃 他の犬やねこが出現

・〃 その他、愛犬の気をひくもの/嫌いなものが通る

ひろ

結構、気づかないものなのですよね

このような事態に備えて、飼い主頑張り中は「おすわりで待たせる」しつけは大事です。

…と、偉そうに言いながら、私もそのしつけを適当に終わらせたため、サンも気のひくものがあると、やはりそちらへ行ってしまいます。第三の眼があればいいのにと思うのはこの時です。

結局、対策としては、「いかに手早くGETするか」ということになり、う〇ち袋もつかみやすさ重視で、上の写真のように「一度口を開いた状態で入れておく」ことを強くおすすめします。

ちょっとの手間で、5秒の素早さを確保できるのです。

(我が家では、トイレを設置しているのですが、使用済みトイレシーツ用にもこの様にぐしゃぐしゃで用意しています。

一度に100枚近くの袋を手直すのはちょい面倒なのですが、使い勝手には代えられません。)

ちなみに、「ロールタイプ」の袋もありますよね。それをそのまま散歩時に使用する面倒くささ・危険さといったらありません。

しかし、何よりコンパクティなので、緊急時用(うっかり袋を入れ忘れてた場合)にバックの奥底の入っていると、ラッキー感に泣きます。

排泄袋にまつわる散歩中のハプニング

※1:過去に一度、袋を入れ忘れてしまい、戻るまで他人様に見つからない様に…と焦りながら20年ぶりくらいにUターンダッシュして死にそうになりました。

こんなウッカリがないように、数日毎に大量に入れておく/散歩前は必ず確認のこと。

※2:しつこいのですが。バッグ内の常備うん袋が少なくなっているのにもかかわらず、「いつもう〇ちは2回だから、まァ、2枚で足りるだろ~」と出かけた時に限って、愛犬は見事に裏切って3回出してきます。

お~~い絶対おかしいでしょー!と愛犬をニラみつつ、使用済み袋を泣く泣く開けて、どうにか…というハメになります。

もしくは、なぜかそういう時に限って、つかみどころの的を外して手につくという、いつもは絶対にやらない失敗をするという事態になります。最低でも通常回数+1~2枚は常備を。

重いので「持ってくのめんどいなぁアイテム」NO.1ですが、やはり愛犬の健康を考えて頑張りましょう。

うちのサンも、自ら要求してくる時もありますが、夏や激しい運動後でもない限り、自らは積極的でない気がしております。

しかし、ある程度長い散歩時は、すすめれば飲みますので積極的に促したいですね。

飲み水以外にも、特に公共のものに排泄してしまった時は、水で流すのがマナーとなっておりますので、そのためにも水は必須です。

うちの場合、夏には1ℓペットボトル持参で、結構辛い…公園に行って拝借しなければ、1.5ℓ必要かもしれません。(恐ろしい)

水入れをペットボトルにする場合、キャップは「ワンタッチで開けれるもの(百均にあり)」に変えておきましょう。例えば、歩いている最中に愛犬が水を欲しがった場合。

キャップを変えずにくるくる回して開け→ 一度キャップをバックにしまい→ 水皿を取り出して → 水を入れて愛犬に →またバックからキャップを出し… なんてやってられません。

ありがち事例として、キャップを外した瞬間に手が滑って道路に落とし、愛犬がそれを追い、飼い主引っ張られながらボトルの水をまき散らす、なんてのはあるあるです。 

ワンタッチキャップですが、ふたがバック内で開いてしまって惨事にならない様(経験済み)、サイドポケットに収納できるバックであれば、本当言うことなしです。取り出しやすいですしね。

ひろ

水も取り出しやすさ重視です

携帯水皿

水とセットで必要です。水筒と飲み皿がセットになっている可愛いものもあります。大抵、カラビナとセットになっていますが、付いていない場合はカラビナ購入をおすすめします。

私は加えて、「リールキーホルダー(びよ~んと伸びる)」に付けています(百均)。いちいちバックから取り外さなくても愛犬に届くので、とても重宝です。

ちびおやつ

散歩中、愛犬のおやつを忘れて焦る飼い主

これは、必須アイテムに入れるか迷ったのですが、特に散歩デビュー当初はあると便利です。外でも色々なトレーニングを行うので、おやつがあると愛犬も張り切り、覚えが早いです。

私はちょっといいおやつ(ささみ付き細目ボーン)を、運動後に与えるのを習慣にしており、サンも一日一回のささやかな楽しみにしているようです。

食事直後の運動は「胃捻転」の恐れがあり、命の危険があります。あくまで、散歩中のおやつは小さめ(大量はNG)、運動直後は一拍おいてから、水もしかりです。

運動直前はもちろん、直後も一気に水をがぶ飲みさせないよう、こまめに与えるのが良いです。

サン

遊び疲れた!水!

ひろ

アー! がぶ飲みはだめ!

(夕方からの散歩時)光る首輪/ライト

夜間の散歩に必須です。車や自転車への合図はもちろん、歩道ですれ違う時も、見えずらい環境でいきなりぬっと犬が出てきたら大抵の方を驚かせてしまいます。

今は本当に色々な種類があり、安価で売っています。光る色の種類も様々あって、一度憧れの「レインボー」を購入したのです。

可愛さは抜群なのですが、光の目立ち方が一色のものよりも弱い感じがしています。(メーカーによるのかもしれませんが)

光り方が弱いと、うちのサンのように長毛犬では首の毛に覆れると見えません。ですから、可愛さよりも目立つ色の選択を。私は「オレンジ」に落ち着いています。

余談ですが、車の方がこのライトに見慣れていないと、結構びっくりしてしまうようですね。丸い輪がボーと浮かんでいるように見えて怖い、と聞いたことがあります。…様々ご迷惑かけます。

便利アイテム

犬の散歩便利アイテム

(雨天時)レインコート

レインコートを着て傘をくわえる愛犬
雨の日の散歩もたまにはオツなものなのだ。
たまには、ね。

私ははじめ、無知であったので、「犬にレインコート=オシャレ服?」と思っていました。ちゃらちゃらするのは嫌い~と着せてなかったのですが、普通に犬のためだよ、と聞かされ、あぁ、そうですよねと納得。

一度使ってみたら素晴らしいこと!当たり前ですが、着ている部分全然濡れていないのですもん。

帰ってきたら頭とシッポ程度を軽く拭いてやるだけ。これは良い!そして家も汚れない!絶対に購入を検討してください♪

メーカーによっては、少し手を加えなければ使えない場合も。特に股の穴部分は狭く取られているので、おしっこするときにひっかかりそう。

サンもそこが不安なようで、始めはおしっこをしませんでした。私はかなり大き目に切り取りました。

これ、着せると可愛い…よりも貧相に見えて(フワッとした毛が潰されて、体幹の細さが強調される)、なんだかいじらしい。明らかに不自然に似合っていないところがまた、飼い主のツボを刺激しますね。

使用後はびしょびしょ状態でベランダに干すのですが、そのまま晴れても、生乾きの臭いがつきがちなのが、悩ましいところ。ちゃんと雨を拭き取って干す、すぐ洗うなどすればいいんでしょうけどね。

伸縮リード

うちでは、公園などの広く遊べるところで使っています。これ、使い慣れていないと飼い主さんや愛犬、他人に危険なケースがありますので、ご注意を。大きくは以下の2つです。

①愛犬の走行時、リードの距離をわかっていないと危険

②愛犬の興奮時、飼い主・他人・他犬にリードが絡む危険

まず①です。リードをつけた瞬間に愛犬が走り出したケース。愛犬が伸縮リードに慣れていればいいのですが、リードの伸びる距離を計れずに遠くまでダッシュしてしまったら…。

リードが出切ってしまった瞬間、グッ!!と愛犬の首や身体に強い外力がかかると同時に、飼い主さんの腕や肩が外れる危険性もあります。(大型犬目線です)

ですから、まずは伸びる距離の限度を愛犬に覚えてもらうことが重要です。サンの場合も、距離を覚えてからは直線でなく、円で走っています。

初めは走らせることなく、ちょっとずつSTOPボタンを使ってリードを小出しにし、歩かせて慣れさせましょう。

サン

走る!走る!

ひろ

(うわわヤバい…グっ!とくるっ!)

次に②です。伸縮リードを長く出して愛犬が遊んでいる時に、別の犬が近づいてきた、他人が話しかけてきたケース。

興奮した愛犬が彼らにまとまり着き、リードが身体にグルグル巻かれてしまう場合があります。

昔サンが、話しかけてきてくれた男の子とゴールデンコンビをす巻きにしてしまったことがあり、本当に焦りました。

私が彼らに気づくのが遅くて、とっさな対応が取れず、ストップボタンを押すのが遅れてしまったのです。

とにかくサンを静めてリードを回収しないと、収集がつかないんですよね。サンの動き次第によっては、彼らをギュウギュウ締め付けてしまうことになります。

本当に申し訳なかったです。それからは、どんなに遠くでも他人がいらっしゃった場合は、絶対に伸縮リードを使わないようにしています。

特に走らせるときは、自分の位置と愛犬の位置に気を付けていないと、す巻きにされます。

リードストラップ

伸縮リードストラップの使い方

伸縮リードを使う場合は、一緒に「リードストラップ」も用意しましょう。

このストラップの一方を伸縮リードにつなげ、一方を手首にからませて、使います。伸縮リードのグリップを思わず離してしまった時の安全性を確保します。

また、非常に便利なのが、手首にからます用の一方を安定性のあるものにつないでおく(係留する)ことができる点です。

例えば、公園散歩中、ずっと愛犬に付き合っているのが疲れた時、遊具やベンチにつないでおけば、飼い主さんが小休止することができます。

コンビニなどにちょっと立ち寄りたい場合も、係留しておけるのは非常に有難いです。

言わずもがなですが、犬が本気を出せば十分に噛みきれますので、飼い主さんが離れる場合は、係留に慣れているわんちゃんだけにおすすめします。

走って遊べるおもちゃ

大抵のわんちゃんは運動好きですね、特に中~大型犬の場合は、ただ歩く以上に運動量を上げたいですね。

そこでみんな大好き走れるおもちゃ。これがあるとないとでは、愛犬の散歩満足度が大分違います。

また、最近、ストレスがたまってそうだな~と思ったら是非とも思いっきり走らせてあげてください。

うちのサンを見ていると、ただ走らせるよりも、おもちゃと併用した遊びが一番のストレス解消法になっているようです。

投げて遊ぶ小さめボール、サッカーして遊べる大き目ボール、フリスビーあたりが主要なところでしょうか。

今はネットで本当にたくさんの種類がありますので、ぜひ愛犬のお気に入りを探してあげてください。

ひろ・サン

一日の一番の楽しみ!

これは、ちょっとかさ張って重くなるのですが、私の経験からおすすめしたいものです。いつ使うのかというと、愛犬がアスファルトに柔らかめのう〇ちをしてしまった時

経験ある方はおわかりと思いますが、これがキレイに取れないのですよね。水をかけてもかえって全然だめ。

柔らかいう〇ちも、砂地にやってくれるとキレイに取れますよね、そんなことに気づいて砂をかければいいのでは?と思ったのです。

公共のところにやらせるのはマナー違反でしょうけれど…、あえなくやってしまった場合。これが結構便利にキレイに取れるのです。ご興味ある方はぜひ一度お試しを。

砂の入れ物ですが、私のおすすめは清涼菓子(口内リフレッシュ用の)の大容量サイズボトル。

この口のサイズがなんともベストな砂の出方なのです。もし使われる場合は外側のカバーを取って、中身量が見えやすい状態にて。

まあ、入れ物なんてどうでもいいのですが、コショウなどの入れ物は、私の感触では出方が少ないです。

小銭

散歩バックに常時付けているアイテム

散歩中にお金が必要になる場合はほとんどないのですが、あるとすれば愛犬の水を忘れた/足りなかった場合です。

私は真夏の散歩時に何度もこれをやっており、一応コインケースに数百円入れておくと緊急時に便利なのです。

時計

みなさんは、散歩中にスマホって持って行かれるのでしょうか?私は持ち歩かないので、ストラップでバックにつけておける時計があると、たまに活用しています。(あんまり見ることもないのですが)

新しい散歩コースを発見しに行く場合は、どれくらいの散歩時間になるのかチェックするのに使っています。

(たまに)スマホ

スマホって重いし、サンはやんちゃなので、万が一転んだりして落としたらという理由で持って行かないのです。

でも愛犬の写真は家の中だけじゃつまらない!外でこそ貴重な激写チャンスですよね。カメラ代わりに、天気のいい日は持ち歩くことも。

また、冬の雪道の散歩時、雪国は大げさでなく大怪我する可能性もあるので、何かあった場合のために、常に持って行けばいいのでしょうけど…。

結局置いてきてしまいます。みなさんはどうしてるんだろう?しつこいけど。

まとめ

私の散歩バックの中身は以上でした。これ、本当にみなさんのバッグの中身、私も気になります。他の方をチラリと見れば、みなさん結構な軽装なんですよね!大型犬の方も、ボディバック一つ!?みたいな。

えー、水とか、ボールとか、どうしているの?絶対に入りませんでしょう!四次元バック?たまたま、ちょっとそこまで散歩だったとか?

私なんか、半日旅行に行けそうな収納バックに、ひどい時は首からバスケットボールをぶら下げたりとか。

ちょっと恥ずかしいけれど、それ以上どうしようもないのですが…、みなさんは果たして?

ひろ・サン

散歩の時間だ♪!♪ (…ちょっとは荷物持てよ)

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